東京五輪を「第三の敗戦」に

 どのような感染対策が取られるのか直前まで政府による詳しい説明もないまま、東京五輪は開催に向けて突き進んでいる。国民にできることはもはや東京五輪を第三の「敗戦」として記憶することしかないと思う。第一の敗戦は、もちろん大本営のウソ発表にまみれた戦争に負けた1945年である。第二の敗戦は、原発の「安心・安全」が、実はリスクを指摘する声に耳をふさぎ対策を怠ることに過ぎなかったと明らかになった、2011年である。今回、もし政府が五輪を開催するなら、政府の責任で現段階で国民の過半数に行き渡るワクチンを確保すべきだったはずだ。また五輪は製薬会社にワクチン供給を強く要求する交渉カードにもなったはずだ。だが結局、政府は責任を果たさず、五輪開催という政府の「火遊び」の後始末の責任が、医療・飲食店関係者を始めとする国民の自助努力にツケ回しされる、そう皆感じているのではないか。私たちにせめてできることは、政府の責任が国民の自助努力に転嫁された結果としての「コロナ敗戦」として東京五輪を記憶し後世への教訓とすることしかないと思われる。

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