今更ながら、Windows7をWindwos10にアップデートする

 家内の知人で、コンピュータに弱い方が、Windows7がインストールされたノートパソコンを持っているが、サポート期間も切れるしどうしたら良いだろうかと家内に相談してきた。とりあえず、Windows10にupdateできるか調べてみるのでパソコンを家内にあずけるように連絡した。以前、この方のパソコンが調子が悪くなり、相談を受けたので調べてみると、ハードディスククラッシュが発生していることが分かり、修理に出すようアドバイスしたことがあったのだ。

 まずWindows10のアップグレード版がいくらか調べようと検索してみると、現在販売されている様子がなく、スタンダードライセンスかDSP版しかない。過去、Microsoftは新しいWindowsのバージョンを発売するときは必ずアップグレード版を発売してきたし、無償アップグレードは2016年に終了しているはずなので、アップグレード版が売られていてしかるべきなのにおかしいなと思って検索をかけてみると、公式には終了したことになっているものの、非公式に無償アップグレードが継続されている、との情報がでて来た。だとすればアップグレード版が発売されていないのも理解できる。そこで、とりあえず、ダメもとでやってみることにする。

「Windows 10への無償アップグレードキャンペーンはなぜまだ続いているのか?」- Gigazine 2019.12.02
https://gigazine.net/news/20191202-windows-10-free-upgrade/


 実際にパソコンが手元に来てみると、DynabookのR732/36FKというモデルで、そもそも東芝のサイトで、無償アップグレード期間中に公表された情報を見る限り、このモデルはWindows10アップグレード・サポート対象機種になっていない。まいったなぁ、と思ったが、とりあえず、試してみることにする。

 パソコンは、ユーザによるデータは作成されているものの、Windowsアップデートをかけている以外はほぼ初期設定のままで使われていたようだ。そこで、まず一旦万一に備え、リカバリーメディアを作った後、アップデートをかけてみることにする。まずリカバリーメディアをハードディスクからDVDに焼こうとすると、結局作業時間に半日ほど取られてしまった。さらにユーザデータのバックアップを取っておく。

 次に、マイクロソフトのサイト ( https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 ) から、ビルド1909のMedia Creation Toolをダウンロードする。メーカーがWindows10アップデート非保証の機種を無理やりアップデートするのは、クリーンインストールが基本だが、プレインストールされているOfficeのアクティベーションをやり直すのも面倒なので、ダメもとでそのまま上書きアップデートをかけることにする。

 ダウンロードしたMedia Creation Toolをいきなりたたいて、そのままアップデートを図る。結局一通りアップデートが終わるまで半日以上かかってしまった。アップデートが終わったようなので再起動してみると、拍子抜けするぐらいあっさりWindows10が起動する。メーカーがプレインストールしたツールが悪さをするかと(そのためアップデート非保証の可能性がある)いじってみたが、特に問題はない。あるいは、徐々にWindows10のビルドが上がるにつれ、アップデート可能になる対応範囲も広がっているのではないだろうか。またラインセンスもちゃんと認証されている。

 というわけで、あっさりWindows7から10へのアップデートが終わり、パソコンをお返しすることにした。

 どうも、Media Creation Tool自体、既存のPCの環境を調べて、必要なファイルを環境に合わせて選択ダウンロードしているようだ。そうだとすると、あるパソコンでMedia Creation Toolを動かして、それでインストールメディアを一旦作成し、そのインストールメディアで別のパソコンにアップデートをかけたりすると、トラブルが起きやすいのではないかという気がする。
 また、Media Creation Toolも、Windows自体のビルドのバージョンが上がるたびにバージョンが上がっているので、過去アップデート失敗の経験があっても、再度ダウンロードしてアップデートするとうまくいく可能性があると思う。

 ----------------------------------------------------------------------------

 ところで、情報を探しているときにこんなサイトがあった。

【2020年1月】Windows7/8.1からWindows10へアップグレードする方法 - LIOT BLOG
https://osyu-web.com/windows/howto-upgrade-from-windows7-windows10/

そこで、こんなお断りが...
「2/10 追記:様々なコメントをいただきありがとうございます。コメントを元に記事を加筆修正致しました。※私の勉強不足から、ライセンス違反になる可能性がある方法でWindows10へ無償アップデートできる旨を記事にしてしまい、閲覧いただいた方には大変申し訳ございませんでした。Windows7または8.1を利用している方は、あくまでもWindows10のライセンスを持っている状態でMicrosoftの「MediaCreationTool.exe」を使いWindows10にアップグレードすることが可能である旨を説明した記事です。」

 多分元の記事は、Windows7, 8を持っていれば、今でもタダでアップグレードできますよ、的なことを書いていたのであろう。それを見たおせっかいな誰かが、Windows7, 8からの無料アップデート期間は終わっているはずなのにこんな記事を書いてけしからん、などというコメントを書いたのであろう。

 ただ、Microsoftとしては、無償アップデート期間中に認証していないWindows7, 8からのアップデートを認証しないようにすることは簡単なはずであり、それにもかかわらず、その認証を今でも通していること、そして本来なら販売しているべきアップグレード版を販売していないことを鑑みると、Microsoftとして意図的に無償アップデート期間を過ぎたWindows7, 8からの10への無償アップデートを認めていると考えてよいだろう。そしてその事情はGigazineの記事にある通りであろう。あるいは、無償期間中に、あらゆるWindows7, 8環境からのアップデートを可能にする準備が間に合わなかったので、その埋め合わせの意味もあるのかもしれない。

 もちろん、先の記事がトリッキーな方法でアクティベーション認証を回避する手段を指南しているとすれば問題であるが、単にMicrosoftが指示している通りにアップデートをしたらアクティベーションが通っちゃいました、程度の記事にいちいち目くじらを立てる必要があるとは思えない。先の記事にコメントを書いた輩は、Microsoftへしなくても良い忖度をしている極みであろう。またこのような忖度こそが日本社会の進歩を妨げているように思うのだが...

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント