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zoom RSS テーマ「日本映画」のブログ記事

みんなの「日本映画」ブログ

タイトル 日 時
今井正監督『望樓の決死隊』
 本作品は戦後左派文化人として知られた今井正が戦時中に撮った国策プロパガンダ映画。こんなマイナーな作品がDVD化されるとは思わなかったが、デアゴスティーニ・ジャパンの戦争映画コレクションの一環としてDVD化された。この点についてはデアゴスティーニ・ジャパンに感謝したい。 ...続きを見る

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2017/03/02 23:44
脚本家笠原和夫の反戦思想は那辺に... - 舛田利雄監督『大日本帝国』
 1982年東映製作の作品。日本の太平洋戦争突入前後から敗戦後までを描く作品で、脚本は『仁義なき戦い』の笠原和夫(1927-2002)。実は、本作品を見るきっかけは笠原和夫のインタビュー集『映画脚本家笠原和夫 昭和の劇』(太田出版, 2002)に言及されていたからであった。この本での笠原の発言では、自分は反戦映画のつもりで脚本を書いたのに封切りをされたら、大日本帝国を賛美する右翼映画だと散々けなされて不本意だという趣旨の話をしていた。で、どのような映画だったのであろうと見てみた次第。  ちなみ... ...続きを見る

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2017/02/26 17:20
小林正樹監督『日本の青春』
 1968年、小林正樹監督が東宝にて製作した映画。 ...続きを見る

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2017/02/08 23:13
小林正樹監督『泉』『美わしき歳月』 - 日本映画
 小林正樹監督のデビュー間もない作品。小林正樹生誕100周年で松竹より「あの頃映画」コレクションシリーズの一環としてDVD化された。 ...続きを見る

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2017/02/07 07:23
昭和初期の生活感を垣間見られる小津安二郎監督『一人息子』
小津安二郎監督『一人息子』  小津安二郎の初めてのトーキー作品で、1936年9月15日公開。 ...続きを見る

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2017/02/05 12:37
アプレ・ゲールの精神構造を浮き彫りにする日本映画『夜の女たち』
溝口健二監督『夜の女たち』(1948)  名匠、溝口健二監督が戦後いち早く撮った作品。終戦直後のパンパン(売春婦)を描いた作品。 ...続きを見る

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2017/02/04 20:25
映画『どぶ川学級』 1972年
 1972年に大手映画会社が関与しない自主製作の形で作られた日本映画。本作は実話をモデルに製作された教育を扱った作品。因みに、本作のモデルになったのは、日本ロールという会社の労働争議の過程の中で、日本ロール労働組合の役員であった須永茂夫氏が、労働者家庭の子供たちの教育問題を解決しようと、組合の意向でボランティアとして開いた私塾「どぶ川学級」。監督は橘祐典。1969年には本映画の原作となる書籍も労働旬報社から発刊されている。  なお日本ロール労組はJMIU日本ロール支部として健在のようである。1... ...続きを見る

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2016/01/04 12:44
朝鮮映画『君と僕』
 日夏英太郎 (許泳 / ホ・ヨン) が撮った国策映画。日夏英太郎の娘日夏もえ子氏が書いたWebページ『越境の映画監督 日夏英太郎』(http://www.k5.dion.ne.jp/~moeko/index.html) によると、朝鮮軍報道部製作ということになっているが、ほとんど日夏英太郎自身があちこちから金を工面して製作したらしい。 ...続きを見る

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2015/12/09 17:34
曽根中生自伝 (文遊社, 2014)
曽根中生自伝 (文遊社, 2014) 『曽根中生自伝 -人は名のみの罪の深さよ』 文遊社, 2014.8  80年代末に映画界から去って行方不明とされ、死亡説まで流れていた映画監督曽根中生氏の自伝。残念ながら昨年本書が刊行された直後、監督は死去された。曽根中生は二度死ぬ、などとも書かれていたが... ...続きを見る

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2015/06/10 23:23
「かけがえのなさ」への自覚と映画『そして父になる』
 今さら紹介する必要もないであろう、カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作。 ...続きを見る

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2014/11/29 00:58
『海炭市叙景』 - 日本映画
 現在新作が公開中の熊切和嘉の前作。何度も芥川候補に挙げられながらも41歳で自死した佐藤泰志の小説を映画化。 ...続きを見る

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2014/08/16 11:18
イ・マニ作品のリメーク、斉藤耕一監督『約束』がDVD化
 Amazonにアクセスしたら、斉藤耕一監督の映画『約束』(1972年作品 萩原健一、岸惠子主演)のDVDが10/30に刊行予定になっている!  この作品は、イ・マニの失われてしまった名作『晩秋』(1966)のリメーク。オリジナルは、『晩秋』のプロデューサーだった、扈 賢賛が、その著書『わがシネマの旅―韓国映画を振りかえる』の中で、自分のミスで紛失したと書いている。  ひょっとすると金正日が上映プリントを購入して、北朝鮮に上映フィルムが残っているのではないかとも言われているが、いずれにせよ今... ...続きを見る

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2013/10/04 20:18
山崎豊子死す
 作家の山崎豊子氏が本日亡くなったという。1924年11月生まれの享年88歳。山崎豊子氏は数多くの社会派小説を著したことで知られ、映画の原作にも、『白い巨塔』『華麗なる一族』等山本薩夫監督作品を中心に、数多く採用された。時に筆禍事件も起こしていたが、ともあれあれだけ重厚な社会派小説を書いた筆力は評価されるべきであろう。 ...続きを見る

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2013/09/30 22:38
海外版DVDでしか見られない日本映画(6) 『からみ合い』 - 小林正樹監督1963年作
海外版DVDでしか見られない日本映画(6) 『からみ合い』 - 小林正樹監督1963年作  薄汚いブルジョアどもの遺産相続を巡る騙し合いを描いた作品。松竹に小林正樹が『人間の條件』を撮らせた後で、娯楽作を懇願されて撮った作品のようだ。南条範夫の同名推理小説の映画化。脚本は『人間の條件 完結編』を担当した稲垣公一。 ...続きを見る

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2013/09/24 00:24
海外版DVDでしか見られない日本映画(5) - 安部公房が脚本『壁あつき部屋』
海外版DVDでしか見られない日本映画(5) - 安部公房が脚本『壁あつき部屋』  小林正樹監督の第三作目で、それまで松竹ホームドラマを撮っていた小林が初めて本来彼が主張したいテーマで撮った作品。そのテーマとはB, C級戦犯問題である。本作品は巣鴨拘置所に服役中のB, C級戦犯の手記集(「壁あつき部屋 -BC級戦犯手記-」理論社刊)を原作に、何と安部公房が脚本を執筆している1)。音楽は木下忠司。撮影は『二十四の瞳』の楠田浩之。製作は新鋭プロダクションの名で行われ、配給が松竹となっている。  因みに本作が撮られたのは1953年。しかし、GHQの検閲に引っかかることを恐れた松竹... ...続きを見る

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2013/09/18 06:45
海外版DVDでしか見られない日本映画(4) 『黒い河』 - 小林正樹監督1956年作
海外版DVDでしか見られない日本映画(4)  『黒い河』 - 小林正樹監督1956年作  戦後の様相濃い、米軍厚木基地前である大和市にあるバラック長屋を舞台に繰り広げられる、焼け跡庶民達の食っていくための「闘い」を活写した小林正樹監督作品。原作は富島健夫、脚本は『あなた買います』と同じ松山善三。本作の封切りは『あなた買います』の後の1957年。 ...続きを見る

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2013/09/08 21:30
『あなた買います』 - ドラフト制度前の高校野球選手スカウトを巡るどたばたを描く日本映画
『あなた買います』 - ドラフト制度前の高校野球選手スカウトを巡るどたばたを描く日本映画  『人間の条件』の小林正樹による1957年映画。ドラフト制度実施前の日本の野球チームによる、有望野球選手獲得のための札束攻勢をコメディタッチで描いた作品。 ...続きを見る

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2013/09/06 08:45
ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』
ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』  在日朝鮮人であるヤン・ヨンヒ監督初の長編劇映画。北朝鮮から一時帰国した兄を迎える家族の顛末を描いた作品。 ...続きを見る

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2013/05/25 07:44
俳優、夏八木勲死去
俳優、夏八木勲死去  新聞、TVの報道によると、俳優夏八木勲氏が5月11日死去したという(享年73歳)。晩年は膵臓がんを患っていたそうだが、周囲に知らせず、直前まで仕事を続けていたという。今後公開が予定される映画にも出演しているようだ。 ...続きを見る

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2013/05/13 22:36
『甦える大地』 - 映画としての歯切れの悪さに歴史的価値
『甦える大地』 - 映画としての歯切れの悪さに歴史的価値  石原プロモーションが製作した(配給: 松竹)高度経済成長時代の日本の歩みを記録した劇映画シリーズの一作。この作品は鹿島臨海工業地帯開発を扱っている。原作は「黒部の太陽」(やはり石原プロで映画化)を書いたノンフィクション作家(元毎日新聞記者)、木本正次の「砂の架十字」。 ...続きを見る

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2013/04/25 17:34
ドナルド・リチー&高野悦子死去
 この2月は日本の映画界にとって重要な人が相次いで亡くなった。  一人は昨日(2013.2.19)亡くなったドナルド・リチー。もう一人はその10日前(2012.2.9)に亡くなった岩波ホール元支配人高野悦子。 ...続きを見る

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2013/02/20 17:40
帯盛迪彦監督死去
帯盛迪彦監督死去  1/25の各紙の報道によると、『高校生ブルース』などで知られる帯盛迪彦(おびもり・みちひこ)監督が、1/18敗血症のため亡くなったという。大島渚監督と同じ80歳だった。 ...続きを見る

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2013/01/29 17:26
大島渚監督死去
大島渚監督死去  各紙の報道によると2013年1月15日、大島渚監督が肺炎のため80歳で死去したという。脳出血で倒れた後、1999年に『御法度』を撮ったのが最後の作品になった。若松孝二監督の死去に引き続く、かつての反骨精神を体現した「モノ言う監督」の逝去に一つの時代が去りつつあるのを感じざるを得ない。  とはいえ、近年ますますに活発に映像製作活動を展開していた若松孝二監督のあまりにも突然の死に比べると、ここ数年は公の場に出ることもなく、来るべき時が来たという感もある。 ...続きを見る

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2013/01/17 08:36
小沢昭一氏を悼む
 昭和の名優、小沢昭一氏が亡くなった。12月10日午前1時20分、前立腺がんのため都内の病院で83歳で亡くなったという(1929年4月6日東京生まれ)。決して美男子ではないが、軽妙でコミカルな脇役として1950-60年代の日本映画を支えてきた。それと共に、彼が居なければ永遠に忘却の彼方に消え去っていったであろう、数々の大道芸、放浪芸を記録してきた研究者としての側面も忘れられない。 ...続きを見る

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2012/12/13 23:33
『白磁の人』 韓国盤DVD刊行
『白磁の人』 韓国盤DVD刊行  日本盤DVDより韓国で一足早く『白磁の人』韓国盤DVDが刊行された。地域コードはパッケージに3と記してあったが、調べてみたら実際はALL。また字幕はやはり韓国語・英語字幕とパッケージにあるが、実際は韓国語のみ。夏に関係者に話を聞いたところでは、これから英語字幕を作るという話だったので、もうできたのか、と思っていたら... やっぱりという結果。  但し、韓国語の台詞には字幕は付かない。おそらく国内盤DVDに韓国語字幕は付かないであろうから、日本語を韓国語に翻訳する勉強には参考にはなるだろう。 ... ...続きを見る

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2012/11/07 00:12
ええっ! 若松孝二死す!?
 こないだ元気に映画撮っていたジャン... と思ったら、交通事故死だと。 12日夜にタクシーにはねられ事故にあったときには命に別状なしの筈が夕べ容態が急変とか... 余りにも突然の死だ。 ...続きを見る

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2012/10/18 17:22
俳優 大滝秀治氏死去
俳優 大滝秀治氏死去  10/5の新聞各社の報道によると俳優の大滝秀治氏が、肺扁平上皮癌のため10月2日亡くなったそうだ。劇団民芸の重鎮として宇野重吉と共に活躍し宇野重吉亡き後は奈良岡朋子と共に共同代表を務めていたが、やはり印象に残るのは、映画における、独特なキャラクターを演じた助演。特に山本薩夫監督の『金環蝕』や『不毛地帯』での一癖、二癖ある政治家の役柄は、出番は必ずしも多くなかったものの、非常に印象深い。 ...続きを見る

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2012/10/08 00:25
『道 - 白磁の人』 - その後の消息
『道 - 白磁の人』 - その後の消息 『道 - 白磁の人』関係者より聞いた話... ...続きを見る

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2012/08/27 18:13
『ゴジラ』のBlu-rayはCriterion版を買うべき理由
『ゴジラ』のBlu-rayはCriterion版を買うべき理由  今年1月、アメリカCriterion Collectionから『ゴジラ』のBlu-rayがリリースされた。もちろん本作品に関しては東宝版も既に出されており、わざわざアメリカ版を購入する意味はなさそうだが、実は違う。特典の充実振りが全く異なるのである。 ...続きを見る

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2012/08/12 22:28
ホワイティングさん、残念ながら昔の日本人を買いかぶりすぎです
ホワイティングさん、残念ながら昔の日本人を買いかぶりすぎです  2012.7.27付けの朝日新聞、オピニオン欄に、オリンピックを巡って「熱いぞ『ニッポン』!」という特集記事が掲載された。この中で『菊とバット』の著者、ロバート・ホワイティングが寄稿しているが、その中で次のように述べている。 ...続きを見る

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2012/07/28 06:31
『道 - 白磁の人』 韓国公開
『道 - 白磁の人』 韓国公開  『道 - 白磁の人』が7/12より韓国で公開となっているようだ。公式ページによると、7/14,15の週末のみは全国各地で20館程度と意外に公開劇場は多いが、それ以外は全国で3館程度(ソウル2館、大田1館)。韓国の場合客入りが悪いとすぐ打ち切りになるので、いつまで持つか... ...続きを見る

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2012/07/21 00:03
元シネカノン、李鳳宇敗戦の弁を語る
【李鳳宇氏インタビュー】『フラガール』などのヒット作を製作した、シネカノンの破綻と再生について元代表の李鳳宇氏に聞く(ソフトバンク ビジネス+IT 2012.6.26記事) http://www.sbbit.jp/article/cont1/25049 ...続きを見る

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2012/07/15 00:38
意外と伸びている『道 - 白磁の人』の客入り
意外と伸びている『道 - 白磁の人』の客入り 知人の『道 - 白磁の人』のプロモーションに関わっている方の話だと、客入りが思ったより順調なのだそうだ。もちろんヒットには程遠いが、もっと惨憺たる状況を予想していたのでそれよりは予想外に客入りが良いということなのだが。 ...続きを見る

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2012/06/27 06:35
『東京原発』 - 3.11以前に原発技術に関して問題提起していた映画
『東京原発』 - 3.11以前に原発技術に関して問題提起していた映画  福島原発事故にさかのぼること8年前に既に原発技術に問題提起をしていたブラックコメディ映画。今見ると、この作品で提起されていた問題の一部が現実なものとなっていて、単純に笑えないというところが恐ろしい... ...続きを見る

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2012/03/22 07:33
3.11
3.11  今日は、東日本大震災1周年。改めて犠牲者のご冥福を祈るとともに、未だに避難生活の続く人々の一日も早い復興を祈りたい。 ...続きを見る

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2012/03/11 22:27
海外盤DVDでしか見られない日本映画(3) - 『黒い太陽』(1964)
海外盤DVDでしか見られない日本映画(3) - 『黒い太陽』(1964)  日活、蔵原惟繕監督の1964年作品。蔵原惟繕監督といえば、裕次郎や浅丘ルリ子の出るプログラムピクチャーの監督というイメージがあるが、どうしてどうしてこんなとんがったアヴァンギャルドな作品も作っていたのである。  クライテリオン盤のジャケット解説には、本作は彼の『狂熱の季節』、大島渚の『太陽の墓場』鈴木清順の『肉体の門』と並ぶ、アプレゲール日本を描いたとんがった(extreme)黙示録的映像作品と説明されている。フランス、ヌーベルバーグの影響の濃い作品群と言えるだろう。 ...続きを見る

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2012/03/10 10:17
『道 - 白磁の人』 - 日朝の懸け橋となった浅川巧を描いた映画
『道 - 白磁の人』 - 日朝の懸け橋となった浅川巧を描いた映画  李朝白磁の再評価に当たって功績が大きく、また朝鮮の山の緑化に力を尽くした山梨県北巨摩郡甲村(現在の北杜市)出身である淺川巧の生涯を描いた作品。原作は江宮隆之の小説「白磁の人」(河出文庫)。住宅設備メーカー・小泉、バルブメーカー・キッツの出資や山梨県、北杜市の支援で製作された。中国映画『道の上で』(監督は、北京芸術大映画科に留学した韓国人監督キム・プンギ)と並んで、KOFICの初の海外映画製作支援作に選定されてもいる。当初の企画から7〜8年ぶり、4年前に映画化作業が具体化してからも当初製作会社と... ...続きを見る

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2012/02/24 18:37
Criterion Collectionの最近刊行の日本映画Blu-ray
 最近のCriterion Collection Blu-ray盤から日本映画を紹介する。 鈴木清順 『東京流れ者 (Tokyo Drifter)』2011.12.13刊行 『殺しの烙印 (Branded to kill)』2011.12.13刊行 この両者は、CriterionのDVDではレターボックス収録だったので恩恵は多い。もちろん国内盤にBlu-rayはない。 ...続きを見る

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2012/01/04 20:37
『(ハル)』 - 追悼森田芳光監督
『(ハル)』 - 追悼森田芳光監督  今年(2011)もわずかばかりとなった先日、残念なニュースが飛び込んだ。森田芳光監督が、2011年12月20日急逝したというニュースだ。C型肝炎による急性肝不全だったという。森田芳光作品というと、やはり松田優作の三流私大の留年生という特異なキャラクターの家庭教師と、今全米大ヒット歌手の由紀さおりのお母さん役が印象的な『家族ゲーム』が筆頭に上がると思うが、ここでは彼の追悼として『(ハル)』を取り上げて評しておきたい。 ...続きを見る

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2011/12/31 09:49
渡辺文樹監督、東京都を提訴
 本日(2011年12月15日)付朝日新聞東京地方版によると、知る人ぞ知るカルト映画監督、渡辺文樹氏が東京都を相手取り200万円の損害賠償を求めて提訴したそうだ。 ...続きを見る

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2011/12/15 21:57
TV備忘録 宮崎駿の言葉
いまね、ファンタジー難しいんですよ。 僕は難しいと思う。 あのね、みんなが浮かれてるとか、 まだ気が付いていない時に、 終末が近いぞ、とかいう時は、 ファンタジーになるんですよ。 「風の谷のナウシカ」ですよ。 ...続きを見る

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2011/10/30 15:11
日韓合作映画 『白磁の人』公式サイト
 山梨県等が支援して製作してきた『白磁の人』の公式サイトが開設されている。 ...続きを見る

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2011/10/19 00:09
東陽一監督『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』
東陽一監督『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』  2004年『風音』以来の東陽一監督の本格的劇映画。 ...続きを見る

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2011/10/03 07:35
是枝監督の家族ドラマ『歩いても、歩いても』Blu-ray評
是枝監督の家族ドラマ『歩いても、歩いても』Blu-ray評  『誰も知らない』で知られる是枝裕和監督の2008年作品である家族ドラマ。先日亡くなった原田芳雄が父親役で出演している。 ...続きを見る

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2011/08/23 08:06
『戦場のメリークリスマス』Blu-ray評
『戦場のメリークリスマス』Blu-ray評  大島渚のDVDが昨年紀伊國屋書店からリマスター版で出されたが、アメリカCriterionから本作のBlu-rayが出るのを知って、既にポニー・キャニオン版を持っていたこともあって買い控えていた。坂本竜一のサントラとともに非常に有名な作品であるが、Blu-ray化が待たれた作品だ。原作はローレンス・ヴァン・デル・ポストの半自伝的小説「影の獄にて」(新思索社)。 ...続きを見る

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2011/08/15 21:30
海外版DVDでしか見られない日本映画(2)『軍旗はためく下に』
海外版DVDでしか見られない日本映画(2)『軍旗はためく下に』  1972年、深作欣二監督が『トラ、トラ、トラ』の日本側監督を引き受けた収益で、自腹を切って製作した映画作品。現在東宝が権利を持っているものの国内ではDVD化されておらず、CS等でも放映されていないようだ。但し上映用フィルムは存在し、比較的近年でも深作追悼特集上映等で上映されている模様。VHSはかつて出ていた。 ...続きを見る

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2011/08/09 07:21
若松孝二監督『キャタピラー』DVD(レンタル版)評
若松孝二監督『キャタピラー』DVD(レンタル版)評  言わずと知れたベルリン映画祭銀熊(最優秀女優)賞に輝いた若松孝二監督の最新作。 ...続きを見る

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2011/06/16 04:56
デジタル完全版『羅生門』DVD レビュー
デジタル完全版『羅生門』DVD レビュー  ある量販店で1980円で出ていたので思わず買ってしまったDVD。本作品の内容に関してはすでに大量のレビューが出ているので、今さら付け加えようとは思わない。ただ、本DVDの画質についてのみレビューする。 ...続きを見る

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2011/06/07 05:38
ジェイ・シネカノン、シネカノン事業継承
昨日からの各社の報道によると、ジェイ・シネカノンという会社が21日シネカノンの事業継承手続きを終えたと発表したという。 ...続きを見る

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2011/02/24 19:35
昭和の会社社会へのオマージュ - 市川準『会社物語』
昭和の会社社会へのオマージュ - 市川準『会社物語』  CF兼映画監督の市川準が亡くなった後追悼DVDが出ているが、最近ぼちぼちそれらをレンタルで見ている。市川準の映画は、封切り当時見たものもあるし、DVDで初めて見るものもある。彼の『トキワ荘の青春』などは封切り当時興味深く見たが、なかなかDVD化されることがなく、あれほどの名作がなぜ... と待ち遠しく思っていたものだ。  今回市川の映画をまとめて見始めて改めて気が付いたことは、彼の作風はかなりミニマリスティックであること。物語を映像自体に語らせようとする傾向がはっきりしており、分かりやすいナ... ...続きを見る

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2011/02/01 07:57
鬼才 池田敏春監督死去確認
 1.29の各紙の報道によると映画監督池田敏春氏の死亡が確認されたという。昨年12月24日に志摩市内の知人の家を出た後行方不明だったという。また、昨年6月ごろTwitterで、「死にたい」などと発言したことが確認されており、自殺の可能性を含めて捜査中だという。 ...続きを見る

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2011/01/30 07:12
一ノ瀬俊也, 2010, 「故郷はなぜ兵士を殺したか」角川選書
 「郷土」はどのように聖戦に関わったかという画期的な視点から、市井の人々と戦争の関わりを読み解いた労作。  個人的には吉田弦二郎の日本初の反戦小説といわれる原作小説を映画化した増村保造の『清作の妻』に描かれた、村の共同体が兵士を死に追いやる描写にショックを受けていたことから、本書を手に取ってみた。 ...続きを見る

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2011/01/29 12:59
素材の良さで救われた 映画 『おくりびと』
 最近邦画が元気、と言われるものの、必ずしも作家性の感じられる作品が多い訳でなく、TV局等が主導の安直な企画が目立つ作今。ミニシアターもどんどんつぶれているし。とはいえ、北野武や是枝裕和といった作家性が売り物のビッグネームや、「寅さん」「釣りバカ」シリーズで手堅い実績を積んで、今や押しも押されぬ大家になった山田洋次などは、それなりに自分が撮りたい作品が撮れているのだろう。 ...続きを見る

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2011/01/20 05:25
高峰秀子死す
女優の高峰秀子氏が2010.12.28肺がんのため亡くなったという。 ...続きを見る

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2011/01/02 09:01
『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』DVDリリース
 先日(2010.11.21)、隠れ在日朝鮮人映画として一部で名高い『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』(山下耕作監督)がDVDリリースされた。 ...続きを見る

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2010/12/13 06:42
日本人監督が韓国人俳優を起用し韓国で撮った『チョルラの詩』
 台湾で『トロッコ』を撮った日本人映画監督川口浩史が韓国人俳優を使い韓国で撮った作品。俳優も舞台も韓国だが、名実共に紛れもない日本映画になっている。 ...続きを見る

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2010/12/11 07:58
池辺良氏死去
 俳優の池辺良氏が、10/8敗血症のため死去されたそうだ。享年92歳。残念とはいえこれだけのご高齢だったので致し方ないことなのだろうが... ご冥福を祈りたい。名エッセイストとして活躍されたことも忘れがたい。 ...続きを見る

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2010/10/13 00:09
イギリスEureka盤成瀬巳喜男DVDボックス
 イギリスのEurekaから成瀬巳喜男のDVDボックスが出されている。成瀬巳喜男のDVDは国内では東宝から出されているが、果たしてその違いは... ...続きを見る

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2010/09/13 06:12
理想主義への不信...『コドモのコドモ』と『パリ20区、僕たちのクラス』の共通点
 萩生田宏治監督の2008年公開映画『コドモのコドモ』。原作はさそうあきらのマンガ。様々な問題提起を含んだ作品である。 ...続きを見る

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2010/08/20 00:18
松田美智子著 「越境者 松田優作」に見る在日としての松田優作の苦悩
 松田優作の元妻、ノンフィクション・ライターの松田美智子による松田優作の評伝。松田優作が自分の朝鮮人&私生児という出自に悩み、それを何とか克服しようと苦しんでいた様を描いている。 ...続きを見る

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2010/08/02 21:22
日韓の狭間で苦しむ在日韓国人の苦悩を描く今井正監督『あれが港の灯だ』
日韓の狭間で苦しむ在日韓国人の苦悩を描く今井正監督『あれが港の灯だ』 ...続きを見る

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2010/07/20 23:40
大島渚の創造社、創立作品『悦楽』
 1965年、大島が松竹退社以後、創造社を設立してその1回目の作品が本作。ある青年が、女性に対する遂げられない思いを抱えながら、ふとしたことで手に入った3000万円を使って、その代償を求めて彷徨するという作品。原作は山田風太郎の「棺の中の悦楽」。 ...続きを見る

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2010/07/12 07:14
安部穣二がモデルの恋愛映画『複雑な彼』
 1966年大映映画。三島由紀夫原作で『塀の中の懲りない面々』で知られる作家の安部穣二の若き日の姿がモデルになっているそうである。主演は田宮二郎。 ...続きを見る

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2010/06/29 00:02
日本人意識を撃つ、大島渚の映画作品『帰って来たヨッパライ』
 フォーク・クルセイダーズによるヒット曲『帰って来たヨッパライ』をフィーチャーした1968年の、大島渚監督による、スラップティックというかシュールレアル・コメディ映画。題材はお気楽な歌詞とは対照的に日本人の在日朝鮮人への意識を問い糾すものとなっている。 ...続きを見る

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2010/06/27 00:46
朝鮮人への善意の行き着いた果て?植民地朝鮮映画『愛と誓い』
 2010年6月19日、韓国文化院で開かれた東北ア歴史財団・在日韓人歴史資料館共催の「映画で語る韓日関係の深層」での上映にて視聴。本作は1945年5月、植民地朝鮮にて、朝鮮人の戦争参加意識を高める目的で上映された戦意高揚映画。監督は戦後民主映画の騎手として活躍した今井正と、朝鮮解放直後、それを祝う『自由万歳』をいち早く製作したことで知られるチェ・インギュ。朝鮮人の見習記者の青年が神風特攻隊員の姿にあこがれて、特攻隊員になろうと軍に志願するまでを描く。 ...続きを見る

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2010/06/22 12:25
Criterion Oshima's Outlaw Sixties DVDボックス出る
 Criterionの廉価版 Exlipse Seriesの21番目として、"Oshima's Outlaw Sixties"と題し、大島渚監督の松竹時代の5作品セットが発行された。丁度Amazon.comに注文していたものが本日到着。  内容は、『悦楽』『白昼の通り魔』『日本春歌考』『無理心中 日本の夏』『帰ってきたヨッパライ』の5作品。いずれも松竹から出ている大島作品集に収録されているものだが、松竹盤ではレターボックス収録だったもの。これがアナモルフィックになって出ているところが一番のポイ... ...続きを見る

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2010/06/17 06:53
追悼! 井上梅次監督 &香港映画
 井上梅次監督が、2010年2月11日、脳出血のため亡くなった。享年86歳ということなので、長寿を享受された方であろう。ご冥福をお祈りする。 ...続きを見る

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2010/02/18 00:23
シネカノン 会社更生法申請
 経営悪化が噂されていたシネカノンが、ついに会社更生法適用となった。浅川巧の生涯を描く『白磁の人』の制作からシネカノンが外れた(現在は東映系子会社が製作担当予定)という話を聞いていたので、いずれこうなるとは思っていたのだが... ...続きを見る

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2010/01/30 08:47
美術の古さが改めて目につく、市川崑監督『幸福』
 市川崑監督1981年作品『幸福』。長年権利関係でソフト化されて来ず、僅かにフィルムセンターでのみ上映されるだけだった作品だが、ようやくDVD/Blu-rayハイブリッドディスクでソフト化された作品。 ...続きを見る

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2010/01/05 07:23
三池崇史監督『オーディション』米国盤Blue-ray発売
 三池崇史監督のカルト的傑作『オーディション』(1999)のBlue-ray盤が近くアメリカで発売される。こちらのほうにBlue-ray盤の批評が熱く語られている。 http://www.dvdtalk.com/reviews/38501/audition-collectors-edition/ 同マスターのDVDも同日出るようだ。  ちなみに三池崇史の名が海外に知られるようになったのは本作品による部分が大きいのだが、本作品の日本での注目度は今ひとつ。国内DVDに関しても、カタログにこそ載... ...続きを見る

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2009/09/30 00:07
橋口亮輔監督第4作『ぐるりのこと。』
 同性愛であることをカミングアウトしている橋口亮輔監督の長編劇映画第4作。製作はかつて土本典昭監督らの水俣病や原爆ドキュメンタリー映画を数々作ってきたシグロ。 ...続きを見る

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2009/09/27 00:24
見る気をなくす『羅生門 デジタル完全版』予告編
 昨日新文芸座に映画を見に行ったが、そこで京マチ子特集前と言うことで『羅生門 デジタル完全版』予告編が掛かっていた。今更ながらこの予告編を見たのだが、予告編の画像が何となく薄ぼやけてダイナミックレンジの低いもの。しかも音も以前と大して変わらない、デジタル修復と言っても大したことないなぁ...と思っていたら、「予告編は既存のネガからプリントしたものを使用しています」との注釈が... ...続きを見る

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2009/06/21 09:40
浅川巧の伝記映画 映画化始動
浅川巧という人物をご存じだろうか?  朝鮮の日本植民地時代、朝鮮に渡って林務官として勤務しながら朝鮮陶磁の価値を再評価した人物である。今日朝鮮陶磁は韓国のみならず国際的にもその芸術性を高く評価されているが、浅川巧は当時朝鮮の人々からすらも顧みられることのなかった朝鮮陶磁の価値にいち早く気付き、その評価を高めるために研究を重ねた。日朝(韓)の文化交流のために尽力した人物であり、彼の韓国にある墓は現在も韓国の人々の手によって大切に維持されている。 ...続きを見る

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2009/02/25 23:39
海外版DVDでしか見られない日本映画 - 『出所祝い』
 東宝製作という異色のやくざ映画、『出所祝い』。当時のやくざ映画ブームということでフジテレビから五社英雄を監督に迎えて製作され、東宝初の任侠映画だったそうだ。さらに異色なのは仲代達也が主役のヤクザ役という点。おそらく仲代がヤクザを演じているケースはかなりレアなはずである。  とはいえ、単なるキワモノ映画ではなく任侠ものとしても出色の出来である。単なる綺麗事に済まない、後の『仁義なき戦い』シリーズや、村上和彦の漫画「昭和極道史」などに通じる様な殺伐たるプロット。下北半島を背景に高橋竹山の流麗な津... ...続きを見る

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2008/12/19 20:45
クァク・ジェヨン監督『僕の彼女はサイボーグ』
 『猟奇的な彼女』、『僕の彼女を紹介します』が日本、アジアでヒットしたクァク・ジェヨン(郭在容)監督が脚本を執筆し日本で撮った映画。一言で言うと日本版(もしくは綾瀬はるか版)『猟奇的な彼女』。『僕の彼女を紹介します』がチョン・ジヒョンのための映画なら、『僕の彼女はサイボーグ』は綾瀬はるかのための映画だろう。率直に言って彼女には全く注目していなかったので、本作品で改めてその魅力を見直した。 ...続きを見る

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2008/10/25 20:39
大島渚『青春残酷物語』
 既に何度か見ているが、先日DVDを入手したので再度見直してみた。大島渚の映画の特徴は非常にロジカルであるという点。これは『愛のコリーダ』の様に、情感の映画だと一見思われている映画も例外ではなく、だからこそフランスで高く評価されるのである。だから、彼の映画(の脚本)は100%ロジックで説明できる。時に非常に論理に走りすぎて、『日本の夜と霧』のように、当時のロジックをかなり理解していないと、追っていくことが辛くなる映画もある。逆に映画的部分のうち、情感表現やイメージについては俳優や撮影監督に任せら... ...続きを見る

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2008/10/05 01:21
黒沢清監督と無意味
 俳優の香川照之が2008年10月1日付の朝日新聞(朝刊)で「ええ、意味はありません」と題したエッセイを書いている。これはまだ30代前半だった11年前に黒沢清監督の映画に出演した時のカルチャーショックを書いたエッセイである。  当時の彼は、俳優の演技には必ず「意味」があると信じていたという。そして過度に意味ある演技に固執していたという。これに対し黒沢清は、こんな具体的指示を出した。「ええと、ここで三秒経ったらあのドアまで歩いて、そこでしばらくじっとして下さい。で、おもむろにですね、こちらに歩い... ...続きを見る

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2008/10/02 07:09
成瀬巳喜男、高峰秀子主演映画2題
 やはり成瀬は良い、とつくづく思わされた映画2題。両作品とも未DVD化。特に成瀬巳喜男の特長は、家族内、あるいは男と女の役割関係及びその葛藤の、微妙な心のひだに分け入るような描写だと思う。そういう意味では社会学の教材としてぴったり。 『あらくれ』 1957年製作。  映画の設定は大正期〜昭和初期。今日でこそ結婚の最大価値は感情(愛情)や親密さだと信じられている時代であるが、この当時結婚は何よりも経済行為だった時代。例えば、今日就職する時に、その会社や職業に惚れ抜いて就職できればそれは幸せな... ...続きを見る

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2008/09/27 07:26
『バックドロップ・クルディスタン』 - 日本映画
 本日、日本映画学校土曜上映会で『バックドロップ・クルディスタン』が上映されてそれを見に行った。  監督は日本映画学校中退の野本大、製作・編集はやはり日本映画学校卒業生の大澤一生。2007年山形国際ドキュメンタリー映画祭、市民賞、奨励賞受賞作品である。今まで難民なんて知らなかった監督が日本に滞在中のクルド人の一家と関わり、彼らの強制退去を目の当たりにして、一体全体なぜ彼らが日本に来たのかと言う理由をトルコ領クルドまで取材で追っかけていくというドキュメンタリー映画である。  このドキュメンタリ... ...続きを見る

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2008/06/28 21:49
長崎俊一監督 『西の魔女が死んだ』 (2008) - 試写会で見てきました
 たまたま試写会の入場券が当たったので今晩(6日)見てきた映画。  簡単に要約すると、中学校の中の人間関係(いじめ)に疲れた女の子が登校拒否になり、山梨県に住むイギリス人の祖母(つまり女の子はクォーター)の自然環境に囲まれた家で過ごし、優しい祖母と暮らすうちに心の傷が癒され、生きる力を回復する...というお話。 ...続きを見る

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2008/06/07 01:03
武満徹の映画音楽に関するDVD
先ほどAmazon.comを検索していたら、"Music for The Movies: Toru Takemitsu"がDVDで出てるのに気付いた。 ...続きを見る

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2008/04/09 21:29
ジェネオンのATG寺山修司DVD再発
マーケットプレースで高値がついているパイオニアLDC(現ジェネオン)のATG寺山修司監督作品(3作品)のDVDが4/23値下げして(3990円)で再発される。マーケットプレースで高値で買おうとしている人ちょっと待って! ...続きを見る

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2008/02/29 08:18
ATGのDVD値下げ再発
ジェネオン(旧パイオニアLDC)から出ていたATGのDVDが3990円に値下げされて再発されだした。初回は「青春の殺人者」「祭りの準備」「家族ゲーム」「廃市」(カタログ番号GNBD-1442〜5)が1/25に出たようだ。 第2弾は2/22に「ヒポクラテスたち」「ガキ帝国」「遠雷」(GNBD-1446〜8)が出て、更に3月「竜馬暗殺」「祭りの準備」「サード」(GNBD-1449〜)と続く模様。 個人的にはAmazonのマーケットプレースでべらぼうな値段がついてる寺山修司モノの再発を期待したいが... ...続きを見る

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2008/02/23 09:18

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