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zoom RSS トランプ政権は北朝鮮並みの「瀬戸際外交」を目指すのか?

<<   作成日時 : 2017/04/08 18:16   >>

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 親ロ姿勢が目立ったトランブ大統領の突然のロシア攻撃が波紋を呼んでいる。
 私が考えるには、一つはネット感情的観点からは非常に巧みであると指摘できるのではないか。いままでのシリアを支持を撤回したのは、あくまでアサド政権が化学兵器を使ったという点で撤回した、という主張は、たぶんネット感情的には受け入れやすいものであろう。また、アサド政権が化学兵器の使用を抑制すれば追加攻撃はしない限定的な攻撃である、とも受け取ることが可能であり、ロシアの対米感情の悪化も最小限で食い止められるのではないか、という期待をつなぐことも出来る。

 その一方で指摘できるのは、おそらく従来の政権だったら、一度親ロと決めたらここまで思い切って相手の感情を害するようなことはためらっただろう、という点である。つまりトランプ政権の政策の振幅の激しさを指摘することが出来る。

 この振幅の激しさは、一つは政策がきわめて感情的であるということを意味するだろう。おそらくTwitter等を通してネット感情を徹底的にモニタリングして、そこに焦点を合わせたアクションをとっているのではないだろうか。トランプ政権は組織的な政策、戦略よりも、その時その時のネット感情を統御することを通じて、何か「政策を実行している」ような気分を国民に作り出す、という戦術的な対応を通して国民の支持を得ようとしているのではないかという気が非常にする。トランプ政権は実際に政策を通して国民の福祉が増進しているかには関心がなく、国民が何か政権から尊重されたような、福祉を増進させたような気分を作ることに最適化しているのではないかという印象を私は持っている。
 もう一ついえるのは、そもそもトランプ政権内の中で親ロでいくのか反ロでいくのか、そもそも意見統一が出来ていなかったのではないかという点である。おそらくマティス国防省あたりはロシアに対して警戒的である一方、辞任したフリン前大統領補佐官などは親ロであり、どちらでいくかそもそもトランプ政権内でも腰が定まっていなかった、そして今回の対応は結局どちらでいくかをネット感情にまかせた、というあたりではないだろうか。

 いずれにせよ今回の事態は、トランプ政権の対応が、他国から見てきわめて見通しを立てにくい、どう転ぶかわからない、そういう政権であることを見せつけた。あるいはどう転ぶかわからない「危うさ」を意図的に演出して他国から譲歩を引き出させようという作戦なのかもしれない。そうであるとすれば、それは北朝鮮の「瀬戸際」作戦と共通するものである。
 ただ、この動きは、なるべく世界秩序を安定した方向に持って行こうという従来の国際社会の流れに真っ向からたてつくものである。北朝鮮のような小国であれば「瀬戸際」外交を展開するのも仕方ないだろうが、アメリカという世界第一の大国が北朝鮮並みの「瀬戸際」外交を目指すとすれば、それは世界秩序を不安定にするものであり、きわめて無責任と言わざるを得ない。

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