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zoom RSS 日米関係: 議会にとっての問題

<<   作成日時 : 2013/05/21 23:22   >>

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 先日触れた(http://yohnishi.at.webry.info/201305/article_3.html)、米連邦議会報告書、冒頭要約部分のみを訳してみた。この報告書は別に安倍内閣を非難するというような目的ではなく、日米関係の基礎知識をまとめたもので、日米関係の広範な基礎知識をコンパクトにまとめたもの。
 安倍内閣云々というくだりは,その報告書の一部に過ぎない。

 逆に言えば、この報告書の内容が、今後アメリカ政治家の対日認識の基礎知識になるものなので、連邦政府の見解ではなく、たかが議会の報告書だ、などと軽視できるものではないということも意味する。


日米関係: 議会にとっての問題

要約
 合衆国のいくつかの外交領域にとって、とりわけ、安全保障面の観点で、中国の軍事近代化に対する防御から北朝鮮からの脅威への対抗に至るまで、日本は重要なパートナーの一つである。戦後の米日同盟は東アジアの安全保障の役割の要であり続けた。この同盟は、アジア太平洋地域に位置づく日本での、49000人の米兵およびその他米軍施設の前方配備を可能にしてきた。

 日本は過去7年間、政治的安定を模索してきた。2007年以来、現首相であり、2006-7年にも首相を務めた安倍晋三を含む6名の首相交代があった。彼の属する自民党は2012年12月の総選挙で地滑り的勝利を収めた。日本の指導者はひるむような課題に直面している。すなわち、強硬姿勢を強める中国、弱い経済そして2011年3月の地震、津波、核災害による荒廃からの復興である。近年、議会のねじれ現象(議会一院での野党支配)が、日本政府の政策決定を麻痺させ、国益を共有しているにもかかわらず米日関係の統御も難しくなった。安部は次の国政選挙、2013年夏の参院選まで、論争となっている問題について手がけるつもりはないようだ。おそらくもっとも問題なのは、アメリカが東シナ海における尖閣/釣魚諸島をめぐる日中の軍事衝突に直接巻き込まれるかもしれないことだ。

 安倍首相並びに彼の内閣による、論議となっている歴史問題に対するコメントと行動が、日本政府が、米国の利益を損なう形で近隣諸国との関係を台無しにするかもしれないとの懸念を高めている。安倍は強硬な国家主義者として知られている。第二次大戦中の性奴隷、いわゆる「慰安婦」や、歴史教科書、戦死者を祀った靖国神社への参拝や韓国との領土紛争に関する発言といった問題に対する、安倍のアプローチが、米国ならびに近隣諸国から注視されている。

 2011年3月の「三大厄災」に引き続いて行われたアメリカから提供された大規模で迅速な人道的支援は両国間の同盟を強化したが、難しい問題は残っている。特に沖縄の海兵隊駐留に関連した問題がそれである。連邦政府と日本政府は数千人の海兵隊員を沖縄からグアムその他に移転することに合意した。しかし両政府は、問題の普天間基地をより閑散な地区に移転するとの2006年合意の履行の確実なはっきりした進展をさせられていない。さらに米議会は、移転計画費用への心配とその不確実性から移転費用の支出に制限を加えた。

 日本は米国の最も重要な経済的パートナーの一つである。北米以外では、日本はアメリカの2番目に大きな輸出市場であり、2番目に大きな輸入元である。日本企業は米国の2番目に大きな直接外国投資元であり、日本の投資家は米国第2の外国の資産所有主である。2013年春、米国と環太平洋パートナーシップ(TPP)自由貿易協定協議に参加するその他10か国は、日本と日本政府を含める話し合いを決めた。オバマ政権は議会に90日以内に交渉を始める意図を表明した。

 日本のTPPにおける参加は、もし合意に達すれば、米日自由貿易協定を事実上構成することになる。米議会はTPPが米国に適用になれば、履行のための法律制定を承認しなければならない。日本の会議参加はTPPの信頼性と有効性を高める。それは、アジア太平洋地域に対するアメリカの外交上の優越を「再回復」するための行政上の努力の核心部分である。もし成功すれば、この交渉は、安定してはいるがやや停滞している両国の経済関係を、長年解決が困難だった問題への対処を強制することによって、再活性化する。一方失敗してしまえば、横たわっている問題が克服困難なほど強固であることを示すことになり、両国の関係を後退させかねない。


ちなみに報告書の原文はこちら。
http://www.fas.org/sgp/crs/row/RL33436.pdf

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