安部 - アホノマスク政権のコロナ隠し体制完全崩壊

 4月末~5月にかけて、いよいよコロナ隠し体制の完全崩壊が明確になった。日経は、2020.5.4には「PCR検査の目詰まり、首相認める 対応遅れが出口の壁に」2020.5.6には「PCR検査、相談目安見直しへ 「37.5度以上」基準を削除」と報じている1)。

 医学界も、4月中旬までは、コロナPCR検査を制限するには、医療崩壊を防ぐために必要だ、どうせ精度は高くないと熱心に発言していたが、NHKのクローズアップ現代では、PCR検査を制限しているため、来る患者がコロナかどうか分からず、それが医療現場に深刻な負担を与えていることが報じられた。

 韓国や台湾などのコロナ制圧成功を見れば、たとえPCR検査の精度が70%であったとしても、やらないよりかやったほうがましなのは明らかである。さらに検査による医療機関の負担に関しても、韓国、台湾はそもそも医療機関外で検査の受付を行うという体制を確立し、医療崩壊に結びつかないようにしている。今まで韓国のコロナ制圧成功報道隠しに狂奔していた日本のマスメディアも、さすがに韓国の成功を(いやいやながら?)認めざるを得なくなっている2)。だからこそ、成功のゆるみで発生した韓国の感染クラスターを日本のメディアは大々的に報道しているわけだが。

 ところで、中国の習近平、そして日本の安倍晋三、両者とも強権指向の指導者である。だがこの両者は大きな違いがある。習近平体制はデータは徹底的に取るが、そのデータを国民から隠蔽する。安部-アホノマスク政権はそもそもデータを取らず、不都合な事実を無いことにしようとする。つまり、不都合な事実にそもそも向き合おうとせず、自分の都合の良いストーリーに乗って処理しようとして失敗する。このような体質は、日本の敗戦原因を分析した『失敗の本質』(中公文庫)にも指摘されていた、きわめて典型的な日本社会の弱点である。

 たとえば、1945年、日本政府はポツダム宣言を「黙殺」した。つまり、自分たちにとって不都合な情報であるポツダム宣言を、「耳をふさいで聞かなかった」ことにしたのである。しかし、それは欧米からは「受諾拒絶」と取られ、アメリカに原爆を投下されたわ、ソ連は日本に侵攻されるわ、という結末しか招かなかった。自分が「聞かなかった」、「知らなかった」ことにすれば、それで逃れられるという極めて自分本位のご都合主義的解釈であるが、そんなものは現実に通用しなかった。
 また、日本のネトウヨなどは、左派に対する反論をするよりは、「黙れ」、「発言するな」という反応のほうが多い。欧米であれば、徹底的に批判しこき下ろすところだろうが、日本ではそうではなく、そもそも自分にとって不都合、不愉快な発言を聞きたくない、するな、という反応になってしまう。あいちビエンナーレがその典型的な反応である (だから、左派はネトウヨに対し、あいつらは頭が悪くて反論できないのから「黙れ」というしかないのだろうと思ってしまう)。

 この延長上に、そもそもコロナ感染の実態は知らない、知りたくない、知らないことは存在しないことだ、という安部ーアホノマスク政権の姿勢はある。

 つまり安部-アホノマスク政権は第2、第3の日本の敗戦をもたらす体質を持っているのである。

 だが、そもそも正確なデータがなければ、対処しようがないし、コロナ蔓延の趨勢すら把握できず、何ら政策的な判断も下しようがなく、迷走するしかない。

 今回の事態は安倍首相のコロナ隠しの意向を、医学界の確証バイアスが下支えすることで生じてしまった。つまり、医学界は、2月初めの時点でインフルエンザとコロナ19の大きな性質の違い(健康感染者でも、感染を広げうるという点)が指摘されていたにもかかわらず、インフルエンザと同じ体制で大丈夫という思い込み、そしてインフルエンザと同じでよいという証拠や理屈ばかり探して、それではだめだというデータや事実、可能性に向き合おうとしなかった。この二者の複合要因によって起こってしまった。そのうえ、韓国の成功から目を背けよう、韓国の後塵を拝する真似はしたくない、韓国から学ぶものなど何もないというアホノマスク政権の傲慢な心理がさらにそれを後押しした。

 とはいえ、我々は安倍-アホノマスク首相のせいにして終わりではいけない。何度も指摘するが、そもそも安部-アホノマスク首相を支持している我々日本国民こそが本当のアホである。まず我々は自らのアホぶりを謙虚に認定し、反省し、どう対処すべきかを考えねばならない。

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ちなみに、韓国と日本とのPCR検査実施状況だが、過去の報道によると

 韓国では2/20に大邱における新興宗教団体(新天地)の200人余りの集団感染が発覚後、2,3日で毎日1万人規模の検査体制を整備し、2月下旬~3月上旬は、連日約1万人、その期間日本の検査数は、連日平均900人 (ただし1日3700人まで検査できる体制があると政府は発表)、さらに、3月中旬~下旬では、韓国は連日1万2千人だったのに対し、日本は、検査体制は1日7000~7500人検査できると発表したものの、実際に検査したのはその2割弱、1400~1500人に過ぎず、それが4月中旬に、やはりPCR検査がこんなに少ないのはまずいのではないかという認識に変わり始めて、ようやく1日3000人程度、そして4/28のクローズアップ現代+の報道では、韓国では検査可能数は1日4万人以上、最大検査実施数は1万8千人、一方日本はようやく1日7千人、そして日韓の人口規模の差を考慮すると、人口あたりで日本は韓国の1/10しか検査を実施していない、ということが明るみになった。
 日本の感染者数は約1万5千人と発表されているが、日本のPCR検査が韓国の1/10しか行われていないことを考えると、その10倍とまでいかなくても、韓国と同じ規模で検査を行っていれば、実態はその3~5倍、少なくとも5万人ぐらいは感染者がいると推定するのが妥当であろう。


1) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58781100U0A500C2NN1000/?n_cid=DSREA001
  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58793620W0A500C2CE0000/

2) 例えば、NHKクローズアップ現代+ 2020.4.28報道「新型コロナ どう増やす?PCR検査」など







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