Microsoft Office2019展開ツールを使って日本語版Office2019に日・英語以外の文法校正ツールをインストールする

 以前のMicrosoft Officeでは日本語版Wordに日本語・英語以外の文法校正ツールをインストールするにはオプションを購入しなければならなかった。しかし、今のところボリュームライセンス(会社・学校等大量に購入するバージョン)でしか確認していないが、Office2019では日・英語以外の文法校正ツールのインストールが可能になっている。
 MicrosoftのOffice展開ツールの説明を見ると、どうも一般のリテール(小売り)版でも展開ツールの利用が可能ではないかと思われるので1)同様な方法でインストール可能ではないかと推測される(こちらは試していない)。

以下、日英以外の文法校正ツールを導入するときのconfigurationファイルの記述例。プロフェッショナル・プラスの例であるが製品IDを変えれば別のバージョンでも使えると思う。

configuration_Office2019.jpg

なお、各国語の文法校正ツールのコード一覧は以下のページを参照

「Office 2016 の言語識別子と OptionState Id の値」
https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/office2016/language-identifiers-and-optionstate-id-values-in-office-2016

また全般的には次のページも参照
「Office 展開ツールのオプションの構成」
https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/configuration-options-for-the-office-2016-deployment-tool#add-element

また、すでにOffice2016がインストールされているとこれを使った2019のインストールは失敗する。予めOffice2016はアンインストールしておく必要がある。Office2013以前については、同じbitのバージョンであれば共存可能。

 次に、ちゃんとインストールされているかどうか確認する方法であるが、
 1. まずWindows10自体で、使いたい外国語入力を有効にする。
  設定→時刻と言語→言語→優先する言語 で、入力を有効にする言語を追加する。
 2. Wordを立ち上げて、ファイル→オプション→言語 で、校正ツールがインストールされているかどうか確認。
  但し、1.の手続きが済んでいないと、校正ツールがインストールされていてもここで表示されない。 

Office_Proofing_Tool.jpg

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追記:
一般のリテール版の校正ツールをダウンロードするには以下の記事の記述に従えばよかった。

https://support.office.com/ja-jp/article/office-%e8%a8%80%e8%aa%9e%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b5%e3%83%aa-%e3%83%91%e3%83%83%e3%82%af-82ee1236-0f9a-45ee-9c72-05b026ee809f?ui=ja-JP&rs=ja-JP&ad=JP#ID0EAADAAA=%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3



1) 以下のページを参照
「クイック実行用 Office 展開ツールでサポートされている製品 Id の一覧」2020/2/26 Microsoftサイト
https://docs.microsoft.com/ja-jp/office365/troubleshoot/installation/product-ids-supported-office-deployment-click-to-run

ここに一般リテール版の製品IDが掲載されている。

Office2019ホーム・ビジネス版ID
HomeBusiness2019Retail

Office2019プロフェッショナル版ID
Professional2019Retail

Office2019スタンダード版ID
Standard2019Volume

Office2019パーソナル版ID
Personal2019Retail

それ以外の製品IDは上記ページを参照してほしい。Word, Excel等の単品IDも用意されている。

2) 64ビット版Officeを導入 & 恒久版Office2019を導入
  なおこのChannelパラメーターであるが、次のパラメーターが選択可能なようだ
   Channel="Monthly"
   Channel="Broad"
   Channel="Targeted"
   Channel="PerpetualVL2019"
  このチャンネルの意味については
  「Office 365 ProPlus 更新プログラムのチャネルの概要」
  https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/overview-of-update-channels-for-office-365-proplus
  および
  「Office 2019 の更新 (IT 担当者向け)」の"Office 2019 の更新プログラムチャネル"という項目を参照
  https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/office2019/update#update-channel-for-office-2019
  Office2019のPro PlusとStandard版は"PerpetualVL2019"の指定が必須。

3) 製品IDとプロダクトキー この例では2019プロフェッショナル・プラスを指定
  もし製品と合致しないプロダクトキーだと認証されない

4) 日本語版Officeを導入する

5) オプションの文法校正ツール導入の指定

6) Office2013以前のバージョンがあれば削除 (残したければこの行は入れない)

7) インストール過程を表示するが、 [マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項] ダイアログ ボックスは表示しない
  インストール過程を表示したくないときは Level="None"を指定するが、そうするとインストールが失敗しているのか、
  ちゃんと進行しているのか分からなくなる

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追加備忘録

Officeを一旦ディスクにダウンロードしてからインストールする場合、ネットワーク接続が高速だと、ネットを切らないと、ダウンロードしたファイルからインストールするのかそれとも、直接マイクロソフトのサイトから落としてくるのか、インストーラーが混乱し、エラーになる場合がある。

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