阿漕すぎるJR東日本商法

 2019年3月改正から中央線の特急で自由席が廃止になり、同時にあずさ回数券も廃止になった。指定席の特急料金は値下げになっているものの、近距離利用客は事実上大幅値上げである。おそらくビジネス利用であずさを利用していた人は指定席を利用していたとしても大半はあずさ回数券で乗っていたと思われるので、名目的には指定席値下げといっても実質値上げである。要はレジャー客は値下げして、利用量の多いビジネス・通勤利用客からは値上げするという作戦である。また中央、青梅ライナーも廃止となり、特急化された。

この辺りは、すでに『鉄道チャンネル』で指摘済みである。

「JR東日本中央線特急 全席指定化 実質的には値上げ」2018.12.27
https://tetsudo-ch.com/3590438.html

またこんな指摘もある
「JR東日本のダイヤ改正に沿線住民が反発 改善策はどこに?」Yahoo ニュース 2019.1.13
https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashitakuya/20190113-00110946/


 ただ、これらに指摘されていない、さらに阿漕なことは、日中に大月-甲府間を直通する(つまり塩山-大月間を走る)普通列車が、1年半前のダイヤに比べ、大幅に削減されたことである。なんと6本削減、つまり日中の時間帯は普通列車が半減である。

 なにがなんでも甲府-大月、八王子間を利用する客には無理やりにでも特急に乗せ、普通列車という選択を与えないという作戦である。
 だが甲府-大月間は普通で50分、かいじで40分であり、10分の短縮で750円取るということである。塩山-大月間なら普通25分、かいじ20分と5分の違いしかない(あずさは原則大月に止まらない)。この間、実質運賃を2倍(以上)取ろうというのに等しい。

 これはいくらなんでもあんまりではないだろうか?

 さらにダイヤ的にもひどく、今まで普通列車の間隔があいていたところはさらにあけ、詰まっていたところはさらに詰めて、わざわざ使いにくいように改悪している。

 いくらなんでも阿漕すぎませんか?

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