Raw Therapeeのメニュー体系 (4) - 編集
今回は、最も複雑な、トップメニューから「編集」を選んだときの編集モードメニューである。ファイルブラウザモードで、個々のファイルをダブルクリックしても、自動的に編集モードになる。
まずは、編集画面の説明である。
中央が編集メイン画面、左はナビゲータ画面である。右側には編集モードで選べるメニュー項目が集中している。なお、編集モードにおいては、編集メイン画面の左下に、「現在の画像を保存」アイコンがあるので (あるいはCtrl+Sを押しても良い) それを押すと、一旦キューに入れなくても、直ちにファイル保存を行うことができる (キューに入れてから保存することもできる)。
まずプロファイルであるが、写真の基本基調を決める。モノクロ調にするのか、アンバー調にするのか、感度を上げるのか等が選択できる。よく分からなければ Defaultを選ぶのだが、Defaultだと、意図的にハイキー、ローキーで撮っても露出を自動調整するので、調整されてしまう。一切調整されたくなければニュートラルを選ぶ1)。
編集サブメニューはアイコンで表示されている。左から、「露光」「ディティール」「カラー」「ウェーブレット」「変形」「Raw」「メタデータ」である。それぞれのサブメニューを選ぶと、それぞれのサブメニューに応じて、さらにサブ・サブメニューやオプション選択がそのしたの領域に現れる。

以下、編集サブメニューの体系を示す。メニュー一覧の下には実際のメニューのキャプチャを貼り付けてあるので、2回クリックすると実際のメニューを拡大して見ることができる。
露光
露光補正
シャドウ/ハイライト
トーンマッピング
Retinex
Settings
ビネットフィルター
グラデーションフィルター
L*a*b*調整
CIE色の見えモデル
ディティール
シャープ化
エッジ
マイクロコントラスト
インパルスノイズ低減
ノイズ低減
フリンジ低減
ディテールレベルのコントラスト
カラー
ホワイトバランス
自然な彩度
チャンネルミキサー
白黒
HSVイコライザ
フィルムシミュレーション
RGBカーブ
カラートーン調整
カラー・マネジメント
ウェーブレット
ウェーブレットの設定
コントラスト
色度
カラートーン
ノイズ低減とリファイン
エッジのシャープネス
色域
残差画像
最終調整
変形
切り抜き
リサイズ
デフォルトメニュー
リサイズ後のシャープ化
レンズ/ジオメトリ
パースペクティブ
レンズ補正/プロファイル
歪曲収差補正
周辺光量補正
Raw
ベイヤー配列を使ったセンサー
デモザイク
Rawブラック・ポイント
前処理 (Pre Processing)
色収差
X-Transマトリクスを使ったセンサー
デモザイク
Rawホワイト・ポイント
前処理
ダークフレーム
フラットフィールド
メタデータ
EXIF
IPTC
なお、他ソフト等からカメラプロファイルやカラープロファイルを流用する場合は、「カラー」メニューの下の「カラー・マネジメント」の下にある「カスタム」オプションからファイルを指定することができる。この場合、DCP, ICC, ICM形式のカメラプロファイルや、カラープロファイルを使うことができる2)。
また、レンズ歪曲の補正プロファイルがあれば、「変形」→「レンズ/ジオメトリ」→「レンズ補正/プロファイル」でレンズ補正プロファイルを指定してやれば、そのプロファイルを使って画像を補正することができる3)。
1) ちなみに、このプロファイルを指定するファイルは、 %Program Files%/RawTherapee/5.2/profiles 以下に pp3 という形式で保存されている。なお、自分専用のプロファイルをつくって保存することもできるが、そのファイルは %Username%/AppData/Local/RawTherapee/profiles 以下に保存される。
2) ちなみに、RawTherapeeの予め付属しているプロファイルは、%Program Files%/RawTherapee/5.2/dcpprofiles (カメラプロファイル) および %Program Files%/RawTherapee/5.2/iccprofiles/input に保存されている。ここにプロファイルが用意されていない型番のカメラは、RawTherapee はデフォルトではプロファイルを持っていないので、プロファイルが必要ならどこからか流用することになる。
3) レンズプロファイルファイルのデフォルトの置き場は、%Program Files%/RawTherapee/5.2/ になっているが、RawTherapeeはデフォルトでレンズ補正プロファイル (adobe lightroomに対応した、lcpファイル) を持っていない。サードパーティー製のレンズプロファイルファイルを利用することになる。
まずは、編集画面の説明である。
中央が編集メイン画面、左はナビゲータ画面である。右側には編集モードで選べるメニュー項目が集中している。なお、編集モードにおいては、編集メイン画面の左下に、「現在の画像を保存」アイコンがあるので (あるいはCtrl+Sを押しても良い) それを押すと、一旦キューに入れなくても、直ちにファイル保存を行うことができる (キューに入れてから保存することもできる)。
まずプロファイルであるが、写真の基本基調を決める。モノクロ調にするのか、アンバー調にするのか、感度を上げるのか等が選択できる。よく分からなければ Defaultを選ぶのだが、Defaultだと、意図的にハイキー、ローキーで撮っても露出を自動調整するので、調整されてしまう。一切調整されたくなければニュートラルを選ぶ1)。
編集サブメニューはアイコンで表示されている。左から、「露光」「ディティール」「カラー」「ウェーブレット」「変形」「Raw」「メタデータ」である。それぞれのサブメニューを選ぶと、それぞれのサブメニューに応じて、さらにサブ・サブメニューやオプション選択がそのしたの領域に現れる。

以下、編集サブメニューの体系を示す。メニュー一覧の下には実際のメニューのキャプチャを貼り付けてあるので、2回クリックすると実際のメニューを拡大して見ることができる。
露光
露光補正
シャドウ/ハイライト
トーンマッピング
Retinex
Settings
ビネットフィルター
グラデーションフィルター
L*a*b*調整
CIE色の見えモデル
ディティール
シャープ化
エッジ
マイクロコントラスト
インパルスノイズ低減
ノイズ低減
フリンジ低減
ディテールレベルのコントラスト
カラー
ホワイトバランス
自然な彩度
チャンネルミキサー
白黒
HSVイコライザ
フィルムシミュレーション
RGBカーブ
カラートーン調整
カラー・マネジメント
ウェーブレット
ウェーブレットの設定
コントラスト
色度
カラートーン
ノイズ低減とリファイン
エッジのシャープネス
色域
残差画像
最終調整
変形
切り抜き
リサイズ
デフォルトメニュー
リサイズ後のシャープ化
レンズ/ジオメトリ
パースペクティブ
レンズ補正/プロファイル
歪曲収差補正
周辺光量補正
Raw
ベイヤー配列を使ったセンサー
デモザイク
Rawブラック・ポイント
前処理 (Pre Processing)
色収差
X-Transマトリクスを使ったセンサー
デモザイク
Rawホワイト・ポイント
前処理
ダークフレーム
フラットフィールド
メタデータ
EXIF
IPTC
なお、他ソフト等からカメラプロファイルやカラープロファイルを流用する場合は、「カラー」メニューの下の「カラー・マネジメント」の下にある「カスタム」オプションからファイルを指定することができる。この場合、DCP, ICC, ICM形式のカメラプロファイルや、カラープロファイルを使うことができる2)。
また、レンズ歪曲の補正プロファイルがあれば、「変形」→「レンズ/ジオメトリ」→「レンズ補正/プロファイル」でレンズ補正プロファイルを指定してやれば、そのプロファイルを使って画像を補正することができる3)。
1) ちなみに、このプロファイルを指定するファイルは、 %Program Files%/RawTherapee/5.2/profiles 以下に pp3 という形式で保存されている。なお、自分専用のプロファイルをつくって保存することもできるが、そのファイルは %Username%/AppData/Local/RawTherapee/profiles 以下に保存される。
2) ちなみに、RawTherapeeの予め付属しているプロファイルは、%Program Files%/RawTherapee/5.2/dcpprofiles (カメラプロファイル) および %Program Files%/RawTherapee/5.2/iccprofiles/input に保存されている。ここにプロファイルが用意されていない型番のカメラは、RawTherapee はデフォルトではプロファイルを持っていないので、プロファイルが必要ならどこからか流用することになる。
3) レンズプロファイルファイルのデフォルトの置き場は、%Program Files%/RawTherapee/5.2/ になっているが、RawTherapeeはデフォルトでレンズ補正プロファイル (adobe lightroomに対応した、lcpファイル) を持っていない。サードパーティー製のレンズプロファイルファイルを利用することになる。
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