10月韓国盤DVD化、韓国映画評

 2014年10月に韓国でDVDとして刊行された(される予定)韓国映画の、韓国の映画情報サイト、シネ21(一部ダウム映画)における評価を以下にまとめてみた。以下、発行日は Yesasiaサイト記載の発行日、分野はシネ21の区分によるもの、評価平均は評論家及び一般ネチズン評価の平均値(満点10点)[下段はDaum]、投票総数は評価投票の総数で( )内は評論家の投票数[下段はDaum]、評論家評価平均はシネ21が選定した評論家の評価平均値、評価幅は評論家の最低評価-最高評価点、代表的な声は、評論家および一般ネチズンによる映画の一行評を見て、筆者がだいたいの傾向と思われるものを記述。

 なお、廉価版DVD再発の映画は除外している。

 一般的にはシネ21は映画マニアを自認する人がアクセスする傾向が強く、Daumはより幅広い層がアクセスする傾向にある。シネ21の評価が高く、 Daumの評価が低い場合はシネフィル向きのアート映画、逆にDaumの評価が高く、シネ21の評価が低い場合は娯楽プログラムピクチャーだと推測できる。また、評定者数が少ない場合は当然誤差が大きくなる。特にDaumで評定者数が1桁の場合は高得点が出る傾向にあるので注意。

 今月の最大の話題作は、イ・ジェギュ監督の時代劇の『逆鱗』。ただ、まずまずではあるが、粗が見えるというあたりが平均的な評か。その次はキム・ソンフン監督の『最後まで行く』。これはハリウッドでリメークされるのではないかという話が持ち上がっており、娯楽作品としては結構評価が高い。スピード、疾走感が特に評価されており、一気に観客を引き込む作品。専門家評も『シャトルコック』と同じ6.8と今月最高。話題作の中では今月最高の評かであろう。そして、やや落ちるが『良い友だち』。ストーリー的な難は指摘されているが、俳優の演技は高く評価されている。

 多様性映画に移ると、韓国の言論を明らかにしたというドキュメンタリー『賢明な解法』が最高評。Daumは44名投票でも、9.7と驚異的な評点。Cine21は満点が出ているがこれは1名の評なので... 。『シャトルコック』は必ずしもネティズン評は最高という訳ではないが、点数辛めの専門家評では『最後まで行く』と並ぶ6.8の高得点。少年の成長映画のようだ。『頑張れビョンホン君』は、ネティズン評では『賢明な解法』に次ぐ高得点。『最後まで行く』も上回る。忠武路を舞台にしたコメディ映画らしい。『女優はひどい』はチャ・イェリョンの出演のみが評価されている。

 このほか、古典映画で『シラソニ』『雨は愛にのって』『傭兵イワン』『黒龍通牒状』『誘惑』が予定されているが、その中で比較的評点が高いのは『シラソニ』。主としてアクションが評価されている。

なお、韓国版Blu-rayの発売状況は下記の通り。

9/30『後宮:帝王の妾』 Nova Media (韓英日字幕) 廉価再発 発売延期
9/30『犯罪の再構成(ビッグ・スウィンドル)』 Nova Media (韓英日字幕) 廉価再発 発売延期
9/30『ペパーミント・キャンディ』 Nova Media (韓英日字幕) 廉価再発 発売延期
10/13 『弁護人』 KD Media (韓英字幕) 一般版再発
10/22『人間中毒』』 KD Media (韓英字幕)
10/24『標的』』 Art Servicea (韓英字幕)

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