ソニー BDP-S370の隠れた実力に驚く

 先日韓国ドラマ『根深い木』を韓国で録画したものをもらって見ている記事を書いた。このドラマ、Mpeg4の720pで録画されているのだが(DVD-Rに収録)、今までリビングにあるパイオニアDV 220V+三菱の720p対応32インチTVで見ていた。ところがふと思い立って別室のソニーBDP-S370+三菱のプロジェクターLVP-HC7000(1080p対応)で見てみると... 愕然。驚愕。

 全く画像クオリティが異なる。劇的に向上している。

 リビングで見たときは、取り立てて画質が良いとも思わなかった。ごく普通のクオリティ。地上波とも大して差は感じられず、時に地上波のほうが優れているとも感じていた。それはそうだ。1枚のDVD-Rに5話、約5時間分が詰め込まれているのだから。

 ところがBDP-S370+プロジェクターで再生してみると、1080pのBlu-rayディスクに肉薄する圧倒的なハイ・クオリティに変身する。ここまで変わるか、と絶句。4.7GB1枚に5時間分詰め込んだディスクであるにもかかわらずである。

 解像度は720pとは思えない繊細感で迫り、リビングで見たときは全く気づかなかった、俳優の髭が付け髭かそうでないかがはっきり分かる(因みに、ハン・ソッキュは付け髭、チョ・ジンウンは自毛)。色彩は透明度が高く美しい。時にややソフト気味とも感じられる部分もあるが、むしろそれも好ましい特徴と思える。さすがにアクション画面等動きが激しいところではやや画面がざらつくところもあるが、厳しく見ない限り、それほど気になるほどではない。

 もちろんBDP-S370のアップスケーリングがフルに利いているたまものなのであろうが、その効果がこれほどとは... もともと1080iの画像だと言われても全く気づかないだろうし、1080pだと言われても納得してしまうかもしれない。

 ちなみに同じBDP-S370の再生でも、Mpeg2/NTSC480pのDVDではここまで画像のクオリティが向上することはない。やはりMpeg4フォーマットの優秀さゆえだろう。地デジの1080i映像より明らかに解像度が高い。

 なるほど、これなら韓国でビデオディスクを買おうという人がいなくなるのも道理である。Mpeg4、720pのネット動画(しかも不正規でなく、正規の有料動画でも3000~4000ウォン程度で、しかも意地悪なプロテクトはかかっていない)なら、より高いDVDよりはるかに高いクオリティで再生できるし、またBlu-rayならネット動画より多少ハイクオリティかもしれないが、コストパフォーマンスは圧倒的に落ちる。もっともMpeg4再生クオリティは環境によってはDVDと大して変わらなくなるので、どれほどの人がハイ・クオリティで楽しんでいるのかは疑問であるが。

 因みに上記プロジェクターをつないで見た場合、1080pのBlu-ray再生を100点とすると、BDP-S370によるMpeg4/720p動画再生は90~95点、DENON DVD2930によるPAL/575p DVDの再生は70点前後(優良なソースなら80点近くいく場合もある)、BDP-S370による NTSC/480p DVDの再生は50~60点という感じだろうか。
 NTSCとPALの違いがワンランクアップなら、PALとMpeg4/720pの違いがツーランク、そして、Mpeg4/720pと1080pの違いが半ランク差という印象。

 DVDのアップスケーリング再生では、PS3に負けるといわれるBDP-S370だが、その隠れた真の実力はMpeg4/720p動画でフルに発揮されるということが明らかになった。

「韓国ではBlu-rayあまり売れないが...」
http://yohnishi.at.webry.info/201105/article_22.html

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