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zoom RSS 米朝会談は巌流島の決戦か

<<   作成日時 : 2018/05/13 23:59   >>

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 いよいよアメリカ−北朝鮮間の会談の実現が取りざたされている。偉大な成果が出ると盛んに喧伝するトランプに対し、冷静に報道する北朝鮮。どうもこれは巌流島の決闘を思わせる。もちろん佐々木小次郎がトランプであり、金正恩が宮本武蔵である。

 結局、あれだけ喧伝しているトランプは、何も成果を出さなかった、ということさせられないよう自ら追い込んでいるのである。逆に言えば、その分「ディール(取引)」で譲歩を余儀なくされる可能性が高いとみてよい。

 もちろん、自ら大幅に譲歩させられた、と見られないような粉飾はするであろう。が、盛んに成果を喧伝して体面上手ぶらで帰れなくなり、自ら選択の余地を狭めているのはトランプなのである。

 基本的に、トランプと金正恩は同じタイプの政治家である。自らの行動の振幅を予測不能なほど広げることで、自らの出方を予測できないようにし、その分自らの影響力を高めるという戦略を取っているという意味では、全く同じである。だからこそ、原則論にこだわるオバマよりは、何らかのディールの余地がある、と金正恩は踏んだのであろう。

 そもそも北朝鮮に完全な核開発の放棄を迫るのは極めて困難である。リビア型の核放棄を迫るとアメリカは言っているが、その核放棄を飲んだリビアのカダフィ政権の末路を考えれば、それを北朝鮮が素直に飲むとは到底考えられない。まして、このほどトランプ政権はイランの核開発放棄プログラムからの一方的離脱を宣言した。「約束を守る」という確実性をアメリカが放棄したことで、ますます北朝鮮が核放棄に乗る可能性は少なくなった。

 ただ、そもそもトランプ政権が本気で北朝鮮の核開発放棄を狙っていないとすれば、話は別である。つまり、それがトランプ政権側の自分の交渉を有利に進めるためのブラフだとすれば、大勢に影響はない。

 おそらく、今回の交渉の落としどころは、朝鮮戦争の完全終結程度であろう。それであっても、特に北朝鮮や韓国にとって成果は大きい。韓国にとっては、北朝鮮の核放棄よりもむしろ朝鮮戦争の完全終結の方がより重要だといえる。

 さらに北朝鮮は実質的な核保有国としての国際社会の承認、もしくは黙認を獲得するというあたりが狙いではないかと私は思っているがその話は次の機会に。









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