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zoom RSS 今更嘘つきだったと気づくなんて遅すぎる

<<   作成日時 : 2017/07/31 06:33   >>

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以下のプレジデントオンラインの記事。

「もう末期"世論調査"でみる安倍内閣の体力」 2017.2.12
http://president.jp/articles/-/22578

 安倍政権の不支持率がどの世論調査を見ても50%内外の数字が出ていることを報じている。この記事によると支持率はまだ30%台を保っているが、「支持」に転じる可能性のある「どちらとも言えない」層が多いのではなく、積極的な「不支持」が増えていることが特徴であり、これら「不支持」層は安倍首相を積極的に嫌っており、これらの人々は再度「支持」に転じる可能性が少ない、と指摘している。さらに、自民党時代の支持率より安倍内閣の支持率が落ちたことを以って、安倍首相が自民党の足を引っ張っているという認識を自民党内外にもたらすと指摘している。

 これをもって「求心力が「遠心力」に変わる瀬戸際」との副題を記事につけている。

 さらに、この記事では安倍首相が嫌われる理由は、「「森友」「加計」問題に加え、閣僚や自民党議員が失言や問題行動を繰り返し起こしたことへの不信、不満」としているが、要は彼らが「嘘つき」、「不誠実」である、と強く印象付けられたということにつきよう。かれらの自称「丁寧な説明」は「印象操作」と「はぐらかし」の連続に過ぎない1)。

また稲田前防衛相の自衛隊日報報告問題は、報告があったかどうかはっきりしないと結論づけたという。シロならシロと明確に報告できるはずだが、要は自衛隊スタッフは報告したと証言したのに、稲田前防衛相が記憶にないと言い張っただけであろう。限りなくクロに近いと考えざるを得ない(「稲田朋美防衛相辞任】対立点は「玉虫色」 調査の限界 防衛省幹部「これが精いっぱいだった」」 2017.7.28 livedoor News / 産経 http://news.livedoor.com/article/detail/13397883/)。

 これに対して、「森友」「加計」問題なんて些末な問題であり、こんなことで国会を浪費させて良いのか、という声もある。(例えば「加計問題審議「優先順位違う」 経団連会長」 2017.6.5 朝日デジタル http://digital.asahi.com/articles/ASK655HFXK65ULFA01Z.html )

 だが、個人的にはそう思わない。私は、やはり彼らの本質は「嘘つき」、「不誠実」ではないかと、かねてから思っていた。「森友」「加計」問題は些末といえば些末である。しかし、彼らの最大かつ重大な嘘はまさに「アベノミクス」にあると考える。要は、大規模金融緩和を行って市場に貨幣を溢れさせインフレと円安を起こすとともに、国民の老後を預かる大切な国民年金基金の資金をギャンブル性の高い株式市場に投入して株価を上昇させる。そして、実態としては全く景気は上向いていないのだが、為替操作による企業業績の「向上」の演出と、インフレ、株式市場という指標の上昇を演出し、景気が良くなっているように偽装する。それが「アベノミクス」の嘘ではないかと個人的には思ってきた。

 結局、インフレ率に関しては、経済学者の多数派は、経済のグローバル化が進んだ今日、大規模金融緩和を進めても、その資金は海外に流れてしまって効果は薄いと指摘していたが、その通りになってしまい、インフレ率の2%達成は失敗してしまった。輸出企業の好決算は演出できたものの、しょせん数字合わせに過ぎない「景気回復」は企業の労働者への「利益」配分をためらわせ、効果は限定的。そして、国民年金資金の株式市場への突込みは、予想通り株価の上昇をもたらしたものの、5兆円という巨額な損失を国民に与えることになった2)。

 この5兆円という損失は、最近問題になっている金の密輸入→輸出による、消費税の不正還付による損失をはるかに上回るのではないか3)。

 つまり、彼らは「アベノミクス」という虚偽の演出のため、莫大な損失を国民に与えたのだ。ただ、この嘘は、嘘であると実証するのが難しい。少なくとも手続き的には適法であって違法性はない。また、効果がなかったことも、理論的には正しいはずだと強弁したうえで「想定外」の外的環境の変化のせいにすればいくらでも言い逃れられる。もっとも、「アベノミクス」の理論的支柱であった浜田氏は、率直にアベノミクスの失敗を認めている4)。浜田氏は一応は学者であったか。

 そういう意味では、「嘘」や「不正」を実証しやすい「森友」「加計」問題からはじめて、安倍内閣の体質を明らかにする戦略的意義はある。それに、「大きく」だまされた人に、あなたはだまされていますよ、と忠告してあげても、それを認めることの衝撃の大きさから、自分たちが騙されていることを認めようとせず、逆に騙されていることを忠告した人に怒りを向けることはよくある。だからこを、小さな「嘘」や「不正」から解明しようとすることは戦略的に正しいと私は考える。

 とはいえ、今更国民が安倍内閣に不信感を持つなんて、あまりにも遅すぎる。もっと早く気付かなければならなかったのだ。

1) 例えば、以下の記事を参照
「"印象操作がお気に入り"安倍政権の異様さ」 沙鴎 一歩 2017.7.27 プレジデントオンライン
http://president.jp/articles/-/22686

2) 「「年金は大丈夫? 巨額損失 5兆円!」(くらし☆解説)」 2016.8.2 NHK解説アーカイブス
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/250306.html

3) 例えば、1億円の密輸金塊を再輸出すると、800万円の消費税の「還付」を受けられる。アベノミクスによるこの5兆円分の損失は、この1億円分の密輸金塊を62万5000回再輸出して、搾取されうる国民の税額に相当する。

参照
「金塊 闇の“錬金術”〜私たちの税金が奪われる〜」 2017.5.23 NHKクローズアップ現代+サイト
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3978/

4) 「アベノミクスに手詰まり感? 生みの親・浜田氏に聞く」 2017.2.4 朝日新聞デジタル
http://digital.asahi.com/articles/ASK225JV7K22ULFA01Y.html

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