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zoom RSS サムソントップの逮捕は勝者総取り社会転換点になるか - 韓国

<<   作成日時 : 2017/02/20 07:26   >>

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 サムソントップの李在鎔副会長が2017.2.17に逮捕された1)。率直に言って李在鎔氏の逮捕は五分五分だと思っていた。だが韓国の最高裁判所は韓国経済の悪影響と国民の世論のどちらを取るかの板挟みに挟まれて、一度は逮捕を退けたものの、韓国経済への悪影響よりも世論への悪影響を避ける選択を取った... ということだろう。

 おそらく、李在鎔副会長の逮捕がなければ東芝半導体会社のサムスンによる買収もありえたのではないかと思うのだが、それもなくなったろう。ただそれが日本経済全体にとってよいことなのか悪いことなのかは簡単に言えないと思う。

 とはいえ、ここに至る道のりは既に一昨年、韓国における映画『ベテラン』の大ヒットに予見されていたと言えよう。

財閥御曹司の玉の輿物語から財閥極悪論へ - 韓国映画『ベテラン』
http://yohnishi.at.webry.info/201611/article_4.html

 おそらく、その数年前、韓国ドラマで財閥との御曹司の結婚ドラマが大流行していたころ、韓国民は財閥に対し、国民を救ってください、というメッセージを発していたのだ。だが、財閥はそれを一切顧みなかった。ある意味、今の韓国の国民は単純に財閥を憎んでいる、というよりは「可愛さ余って憎さ百倍」的な、愛憎半ばする感情があるのだと思う。だが、今や明らかに「憎さ百倍」に完全に傾いてしまったということなのだろう。

 とはいえ、その底流には韓国社会の「勝者総取り」的体質があると思う。勝った奴がやりたい放題やって何が悪い、という社会体質だ。実際先日触れたユ・シミンの『ボクの韓国現代史』でも財閥のトップですねに傷を持たない奴はほとんどいないし、韓国社会もそれを当然としている、と指摘していた。

 今回の逮捕が果たして韓国社会が「勝者総取り社会」をやめる契機になるのか、それとも相変わらず「すねに傷」の一つにしか過ぎずに終わるのか。その岐路に立っているといえよう。

 と、同時に、今の日本は、人を笑っている場合ではなく、例えば「おおさか維新の会」のように、韓国型の「勝者総取り社会」/ネオリベ的動きがあるのもどう考えるのかという課題を抱えている。長谷川豊のおおさか維新からの立候補も、まさに韓国型「勝者総取り社会」を目指す動きと言える。

1) 「'뇌물 공여 혐의' 이재용 구속…대통령 수사도 가속 (賄賂供与容疑 李在鎔拘束... 大統領捜査継続)」中央日報 2017.2.17
http://news.joins.com/article/21275831?cloc=joongang|article|tagnews

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