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zoom RSS 渋谷交差点、1回で三千人横断は都市伝説だった

<<   作成日時 : 2016/04/23 10:13   >>

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 4/22付けの朝日新聞東京版の記事「東京はてな 渋谷交差点、1回で3千人横断?」はなかなか興味深い記事だった。

 要は、渋谷交差点、1回で三千人横断という説は本当か、ということを検証した記事である。結果的に都市伝説がどのようにして生まれるかを明らかにした好記事である。

 記者が実際に写真を撮って検証したところ、金曜夕方でもっとも人が多く写った写真から数えてみると、1445人だった。ただ夜になるとさらに人波が増えていたという。記者は「多いときで三千人」ならあながちオーバーでもないか、と結論づけているが、やはり2倍以上というのはオーバーだろう。おそらく多いときで二千人あたりが妥当な水準でないか。

 で結局、なぜ三千人になったかというと、典型的な情報伝達のループだった。

 情報源は渋谷センター商店街振興組合。10年ぐらい前までは、地元の人が、「2000人ぐらいじゃない」、という意見が多かったので、二千人としてPRしていたが、最近人が増えてきたので、それを三千人に引き上げてホームページでPRするようになったという。つまり調査で割り出した訳ではなく、こんなもんだろうと出した数字だったのである。

 そして、渋谷スクランブル交差点の通行量に注目が集まったのは、2年前のNTTドコモのCM。1回に1500人渡ると想定したCGを見せて、「30分の通行量は千代田区の人口とほぼ同じ45000人!」とやった。このCMが、一回の横断三千人説ににお墨付きをつけた結果になった。

 だが、渋谷区では公式な横断量に関するデータは持っていないという。実はドコモによると、そもそもそのCMの数字の根拠は、2011年の東京メトロの広告だったという。そして東京メトロに「30分の横断量は45000人」の根拠を聞きに行くと、実は東京メトロのこの数字試算の根拠はセンター街のHPにある1回の横断量3000人という数字であった。つまり、45000人という数字は、青信号1回につき3000人で30分に15回青信号になるとして算出された数字だったのである。つまり伝達のループが起こっていたのだ。

 まさに都市伝説がどのようにして生まれるかを検証した記事となった。

 これ以外に、多少根拠が確実な渋谷スクランブル交差点の通行量データは屋外広告会社「ヒット」の平日約26万、休日約39万人という1日の通行量に関する数字。こちらの方は、渋谷再開発協会が2014.3に発表した流動計測調査を元に算出した数字だという。こちらは午前10-午後9時の11時間の流動数を測ったものだという。これから午前7時から翌午前0時までの17時間の通行量を推定すると平日約40万、休日約60万という数字。

 という訳で、記者による先の計測となったのである。

 因みに17時間の通行量60万人を17で割ると約3万5千300人、30分あたりでは約1万7千650人である。これを単純に15で割ると、1回の横断で1180人弱という計算になる。







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