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zoom RSS 戦前の国定教科書の記述が、隠された歴史の真実だってさ...

<<   作成日時 : 2016/03/05 21:19   >>

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たまたま舞い込んだ「まぐまぐ」のメルマガ案内にこんなのがあった...

「尊氏はこんなにムチャクチャだった。学校で教えてくれない南北朝時代」 MAG2NEWS 2016.2.17
http://www.mag2.com/p/news/148718?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000125_tue&utm_campaign=mag_9999_0223&l=luc0907068

 これは、伊勢雅臣とかいう人が発行する、購読者数4万3千人、創刊18年のメールマガジンと称する『Japan On the Globe 国際派日本人養成講座』の記事紹介だが、読んでみると、足利尊氏逆臣論。こりゃ戦前の歴史国定教科書の内容の焼き直しである。小学校時代、平泉澄の『少年日本史』を読破した小生が言うのだから間違いない。

ちなみに平泉澄は典型的な皇国史観日本史学者で、元東大教授。戦前の日本の公式日本史観を統括した人物。

 こんなものを、いまさら日本史の隠された真実なんて出すなんて、なんて時代錯誤なんだ。もちろん今の学校では教えてくれないが、戦前の学校では耳が腐るほど教えられていた陳腐な内容だ。皇国史観では、足利尊氏および北朝を批判した南朝の弁明書である『神皇正統記』のみを正しい歴史資料として採用したからこういう話になるのだ。ただ今の皇室の血統は北朝なので、「神皇正統記」を正しいととると、今の天皇家は不正統という話になるはずだが、その矛盾には頬かむりだった。だから戦後、「熊沢天皇」などというのが出てきたのであった。

 結局日本の戦後日本史はこのような公式皇国史観イデオロギーから自由になって、客観的証拠に基づき足利尊氏も再評価されている訳だが...


 こんな御仁が「国際派日本人養成講座」などと称するメールマガジンを発行しているのだから笑わせる。「尊皇攘夷派日本人養成講座」と改名した方が良くはないか?まったく、いまどき叫ばれる「国際化」のうさんくささの象徴のような話だ。


 ついでにいうと、平泉澄の『少年日本史』は、『物語日本史』と改題されて講談社学術文庫に収録されている。当時の皇国史観イデオロギーに毒された日本史がどうだったかを知るには絶好の書物である。

 なお記事紹介に出ている村尾次郎は平泉澄の弟子。当然皇国史観イデオロギーの持ち主である。






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