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zoom RSS ハンコムオフィス・ネオ体験版を使ってみる - hwpファイル作成のために...

<<   作成日時 : 2016/02/09 18:51   >>

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 必要があって、どうしてもhwpファイルで文書を作成せざるを得ず、仕方なくアレアハングルを入手しなくてはならなくなった。とはいえ、アレアハングルが日本市場から撤退して久しい、どうやって手に入れようかと思案していた。ところがハングルとコンピュータ社の公式ページを見ると、100日間アレアハングルの最新バージョンであるハンコムオフィス・ネオの体験版がダウンロードできるらしい。さらに正規のシリアル番号を購入するとそのまま正規版として使えるらしいということが分った。

ハンコム (ハングルとコンピュータ) 社サイト
http://www.hancom.com/

ハンコムオフィス・ネオ体験版ダウンロード (韓国語)
http://www.hanfriends.com/#
※但し会員加入が必要。なお、住民登録番号は求められないので、外国人でもダウンロード可能。

 また、以前値段を調べた時は、希望小売価格がMs-Officeなみに40-50万ウォン(4-5万円)ぐらいしていて、これでは韓国人は誰も正規版を買わないよ、と思っていたが、現在では家庭用PC1台ライセンスバージョンが49500ウォン(約5000円)、3台ライセンスバージョンが59400(約6000円)ウォンとリーズナブルな値段になっている。企業が業務で使用するライセンスは34万3200ウォンだが、まぁそれは仕方ないだろう。

ハンコムオフィス購入サイト (韓国語)
http://www.hancom.com/order/product01_01.jsp

 ただ、ファイルが2Gもある。韓国からの遅い回線でダウンロードを掛けると途中で何度も中断する。やっとの思いでなんとかダウンロードして、今度はインストール。とりあえず日本語Windows環境(Win7)でも支障なくインストールは完了。ただかなり重くてインストールにかなり時間がかかる。
 さて、起動してみるとこれまたかなりもっさり。Wordの方がかなり軽快である。またインストールしてできるアイコンはワープロソフトであるハン/ワードと、表計算ソフトであるハン/セルそしてプレゼンテーションソフトであるハン/ショーの三つのアイコンができている。とはいえハン/セルとハン/ショーは使うとは思えない。
 そこで、インストール時には選択インストールができないので、コントロールパネルからプログラムの変更と削除を選び、要らないハン/セルとハン/ショーを消すことにする。そこで気がついたのが、選択できるプログラムのなかに、ハン/ワードとハン/グルが別々にある。ハン/グルのアイコンができないのに、ハン/ワードとハン/グル (アレアハングルの後継ワープロ) は別ソフトらしい。なんじゃこれは?

 たしかにプログラムファイルが収録されているフォルダを覗いてみると、ハン/ワードの本体である word.exe とハン/グルの本体である hwp.exe の二つのプログラムがあるので、hwp.exeへのショートカットを作成し、直接ハン/グルを起動できるようにした。

 いろいろいじってみて結局分ったことは、ハン/ワードからハン/グル形式 (hwp) ファイルを作成しようとすると、ハン/グルに自動的に切り替わる。またhwpファイルを直接たたくと、自動的にハン/ワードではなくハン/グルが起動する。なぜハンワードに統合しないのか。
 ただ増築を重ねた旅館のようなソフトになっていることは間違いない。手持ちのCore i3のPCで、ソフトがもっさりしていらいらするという経験はほとんどなくなっていたが、これは久しぶりにもっさり感がある。ハン/グルを切ってしまえばきびきび動くのかも知れないが、それではハンコムオフィスを使う意味がない。こりゃ韓国では Core i5やi7を搭載したPCが売れそうである。

 これ以外にいじって分ったことは、ハンコムオフィスにはTrue TypeもしくはOpen Typeフォント (拡張子は TTF または TTC) 以外にハンコム独自形式フォントが含まれている (拡張子HFT)。でこの独自フォントはハン/グルでしか使えず、ハン/ワードでは使えない。しかもハン/グルではTTF (TTC) フォントは韓国語および英語フォントしかサポートしておらず他の外国語のTTF (TTC) フォントは使えない。
 日本語文字を使う時はその部分は「新明朝略字」フォントを使えと指定されて、なぜ、今はどの言語バージョンのWindowsにも含まれている「MS 明朝」を使えといわないのだろうと不思議に思っていたが、これで理由が分った。ハン/グルでは日本語True Typeフォントが選択できないのである。

 なんでまたこんなことに、と思って韓国語のサイトを検索していたらこんな記事を見つけた。

「ハンコム 海外でアレアハングル放棄」2016.1.27 BYLINE NETWORK (韓国語)
http://byline.network/2016/01/27/1-46/

 ハンコムオフィス・ネオは今年の1月末に発表されたばかりらしい。ハン/グルは韓国市場では高い占有率を誇っているものの、当然ながら海外では全く売れない。そこで海外進出を考えてWordファイルとhwpファイルを統合して使える方向性を探っていた。しかし、hwpファイルとwordファイルの互換を実現するのが技術的にかなり困難であった。しかも韓国人は国内ではほとんどWordを使わないので、韓国市場を考えると敢て困難なhwpファイルとwordファイルの互換を実現したワープロソフトを開発する意味がない。
 一方、海外のMs-Word互換市場ではhwp対応に足を引っ張られて、十分なword互換性を実現することができず、海外他社 (例えば中国のキングソフトのことか) との競争に負けている。ひょっとすると hwp 形式は内部的にユニコードを採用していないのか? ちょっと今どきそれはないよ... 2002年に大きくファイル形式を変えているんだし...ただそう考えるとハン/グルで韓国語・英語以外のTrue Typeフォントが使えない理由はつくが...

 というわけで、海外のMs-Word互換ワープロ市場向けにハン/ワードを開発すると共に、国内向けにはハン/グルをほぼそのまま残すかたちで搭載することにした、ということのようだ。提灯記事が多い中でこれは好記事かも。

 たしかにMs-Wordファイルをハン/ワードで読み込むと高い文書再現性を見せてくれる。ただ、オブジェクトまわりをハン/ワードで色々いじり始めると落ちることがある。ハン/ワードでオブジェクトをいじるにはWord保存時に色々配慮が必要なようだ。一方ワン/ワードで作成した文書をhwpに変換したり、ハン/グルでhwpファイルをハン/ワード形式に変換しても、相互の再現性はさほど高くない。しかもハン/ワードで直接hwpファイルを読み込むことはできない。ハン/ワードでhwpファイルを読み込もうとすると、自動的にハン/グルに切り替わってしまう。ハン/ワードとハン/グルは全く別物ソフトと考えた方が良い。

 もしMs-Wordとハン/グル既存バージョンの両方を持っていたら、敢てハンコムオフィス・ネオに買い換える必要はないと言えるだろう。ちょっと、なんだかなぁ... の結果であった。

 もし、ハン/ワードとハン/グルの統合が難しいのなら、ハン/グルをTrue Type全面対応にすると共に、高精度なhwp ←→ ハンワード形式コンバータソフトをつければ良いのに、と思ってしまった。


 なお、ハンコムのグローバルサイト(英語サイト)に移動すると、これをThinkFree Officeという名前で売っているのに気づいた。

http://www.shareit.com/product.html?productid=300732741

これってソースネクストで売ってる奴じゃ...
http://www.sourcenext.com/product/pc/ofc/pc_ofc_001233/
でも Hwp が開けるっていう情報はないぞ...

多分ThinkFree Officeのグローバル版だとハン/グルが省略されていて hwp も開けないんじゃ... おそらくhwpファイルを開きたくて買いたいという需要もあるだろうにわざわざその道を閉ざしているようでは...



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