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zoom RSS 「キメ」 か「キムヘ」か?

<<   作成日時 : 2015/05/15 19:44   >>

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 韓国の金海軽電鉄 (軽電鉄は日本でいう新交通システム) に乗っていたところ、韓国語で「이번 역은 김해공항입니다. 다은역은... (今度の駅は金海 [キメ] 空港です。その次の駅は...)」 と放送した後、英語で「This station is Kin - Hae airport. Next station is ...」 と放送があった。

 あれっと思ったのは、韓国語の放送では金海を日本語式で表記すると「キメ」と発音していたのに対し、英語の放送では同様に表記すると「キムヘ」と、Kim-haeのmをリエゾンせずに発音していた点である。

 つまり、英語母語話者にはnやmパッチム (子音で終わる韓国語の音節の最後の子音のこと、例えばkimだったら最後のmのこと) の次にh + 母音が来てもリエゾンしない方が標準的な発音、ということなのだろう (韓国では意図的に区切って発音しない限り、hが脱落して次の母音にリエゾンするのが普通)。

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 そこで思い出したのは、日経ビジネスオンラインで掲載されている鈴置高史の連載「早読み 深読み 朝鮮半島」で、朴槿恵大統領のふりがなが「パク・クンヘ」になっている点。他紙は皆、韓国語の発音に近い「パク・クネ」なのに、なぜこの連載だけ「パク・クンヘ」とふりがなを振っているのだろうかとずっと気になっていたのだ。

 つまりこのふりがなは英語式発音に近いふりがなだということだ。おそらくアメリカ、ヨーロッパ人は、多分フランス人を除いて、やはり「パク・クンヘ」と発音しているのだろう (フランス語のリエゾン規則、hの脱落は韓国語に近い)。

 ということは、鈴置高史は、韓国語は多少読めるのかも知れないが、ほとんど韓国語口頭コミュニケーション能力はなく、主たる情報収集手段は基本英語、だから「パク・クンヘ」というふりがなに固執するし、朝鮮半島情勢に対してもああいう見方になるのではないか... という推測がわいてきた。

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と思って検索したら、こんな記事が

新・ことば事情 4921「朴槿恵の読み方」 (道浦俊彦 読売TVアナウンサー / YTVサイト掲載) 2012年12月27日
http://www.ytv.co.jp/blog/announcers/michiura/2012/12/post-1459.html

なるほど。
 この記事について韓国語をご存じのない方にもう少し追加説明すると、今のマスメディアで多数派の、韓国語発音のふりがなの振り方では、韓国語のパッチムで日本語で表現すると「ン」になるものには ㄴ / n, ㅁ / m, ㅇ / ng の三種類があり前二者の次にh + 母音がつながると、連音化 (リエゾン) 表記つまりナ行やマ行で表記、そして最後の ng についてはリエゾンしないので、hを明確にしてハ行で表記するという規則なのである。

 で、「クンヘ」に固執しているということは、日経の固執であり、鈴置高史の個人的見解では必ずしもないらしい。ただ全社的に、英語メディアでの情報を重視し、現地メディアの情報を軽視している現れとは言えるだろう (アメリカ人は、「クンヘ」と発音しているだろう、という意見が通るような)。とはいえ編集委員である鈴置氏の意見が日経全体のふりがなのふりかたに反映されている可能性もある。

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で、他に「クンヘ」に固執しているメディアはないかとネットを探してみると、ありましたよ。

http://ameblo.jp/sincerelee/entry-11399445100.html

俄然、シンシアリーのニセ韓国人疑惑がわいてきた。
私の推測では、シンシアリーのプロフィールは、(韓国生まれというプロフィールを信じるならば) 在韓日本人家庭に生まれ、インターナショナルスクールに通っていた日本人、というあたりである。

あるいはそもそも単なる日本人 or 在日韓国人が偽装しているだけかも知れないが。ま、在日だったら「韓国人」ということにウソはないということにはなる。いずれにせよ韓国語母語話者ではない可能性は高い。韓国語が話せない在日韓国人なんてごまんといるからね。





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