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zoom RSS 韓国の高速バスがネットで検索しにくいのはなぜか

<<   作成日時 : 2015/05/29 17:47   >>

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 今回、韓国内を高速バスで移動しようとネット上で検索してみたが、とにかく分かりにくく、情報を検索しにくい。一応全国規模の高速バス時刻検索・予約サイトもあることはあるが、いくつか乱立しており、しかも問題は上りは検索できるが下りは検索できないというようなケースが多々ある (往復指定なら検索が可能だが)。まして、韓国語ができないとお手上げに近い (ごく一部は英語対応サイトもあるにはあるが...)。韓国観光公社のVisit Koreaサイトでも「バスの乗車券を購入するにはインターネット(統合システムがなく、手続きが複雑)よりは、直接バスターミナルの乗車券売り場を利用することをおすすめします」と書いてある。

 もちろん、日本であっても高速バス検索・予約サイトは複数あり、あるバス会社は特定のサイトからでしか検索・予約できないということは当然あるが、しかし上りは検索できるが下りは検索できないということは通常はない。

 どうしてこういうことが起こるのかを考えてみると、結局こういうことらしい。日本では高速バスの営業・運賃収受の主体は原則バス運行会社にある (一時、ツアー主催会社が主催してバス運行を下請けのバス運行会社に任せるツアー方式夜行バスが主流になったが、関越道のバス事故以後規制が強化され、この様な高速バスはまた減少してきている)。

 しかし、韓国の場合高速バスの営業・運賃収受の主体はバス運行会社ではなく、バス運行会社とは独立したバスターミナル会社にあるということのようだ。従って、出発ターミナルと到着ターミナルが同じバス予約サイトに登録していれば、同一のバス予約サイトで上下とも時刻検索・予約が可能であるが、別々のサイトに登録していると、あるサイトでは上りのみ検索・予約が可能で、下りは別のサイトを探さなければならない、ということになるようだ。もちろんその場合でも往復予約を指定すると、反対方向も検索可能になるのではあるが。

 例えば、ソウルから安東へ行くバスを見てみると、ソウルで東ソウル発着便とセントラルシティー発着便がある。このうち安東発の上り便はどちらも、下の全国バス運送事業組合連合会のサイト (市外バス) から発車時刻検索・予約が可能である。バスの種別は「直通」(市外バス)とある。ところがソウル発下り便は、セントラルシティー発便は Easy Ticket (高速バス) で検索・予約が可能で、バス種別は「優等」(高速バス)。一方東ソウル発便は全国市外バス統合予約案内サービスのサイト (市外バス) から可能で、バス種別は「無停車」もしくは「直行」 (市外バス) とある。但し料金はいずれもW16500。但し安東→ソウル (セントラル、東ソウル) ならびに 東ソウル→安東で子ども、中高生料金設定があるのに対し、セントラル→安東では中高生料金設定がない。つまり、ソウル・セントラル - 安東便は上りが市外バス、下りが高速バス扱いということになる。
 また、上り便の設定があっても下り便の設定がないというケースも散見するが、これは運行会社のweb頁に記載がないと確認できない。

 そして、韓国のバスターミナルが日本のバスターミナルよりも規模が大きいのは、単に高速バスの利用者が多いというだけではなく、高速バスの営業の主体がバスターミナル会社であるということから、必然的にバスターミナルの規模も大きくなるようである。
 日本の場合は、バス専用ターミナルがあったとしてもそれはバス運行会社が設置したものであり、バス運行会社から独立している訳ではない。また鉄道駅構内に併設されているケースも多い。

 また韓国の都市間を直結するバスには「高速バス」と「市外バス (直行、直通)」がある。一応「高速バス」は路線の大半は高速道路を通り(60%以上)、「市外バス」は高速道路を通る比率が低く、中間で停車するとともに「高速バス」は国土交通部が管轄しているなどと解説されていることがあるが、外国人の立場からはこれも区別がつかない。しかも無停車市外バスもある1)。
 だがこれも結局バス運賃決済システムの違いから便宜上分けられているもののようだ。つまり高速バス運賃決済システム網を使うか、市外バス運賃決済システム網を使うかの違いのようだ。
 高速バスターミナルと称しているターミナルは、高速バス運賃決済網を使ったターミナルであり、市外バスターミナルと称しているのは、市外バス運賃決済網を使い、総合バスターミナルと称するものは両方使っているということのようだ。
 だから総合バスターミナルでは、カード決済できる自動発券機に市外バス用と高速バス用の二種類がある。高速バスの発券機で行く先のバス乗車券を買おうとして「あれ?路線がない」と思っていると、市外バス用発券機のほうへでは発券できる、というようなことがある。この場合、ネット上の予約サイトも異なってくることになる。
画像
 という訳で、韓国の高速バスを検索するには、バス運行会社毎ではなく、ターミナル毎(ならびに、バスの高速・市外別)に違うサイトを検索するのだということを頭に入れておいたほうがよい。またあるバス路線が起点では高速バス扱い、終点では市外バス扱いということは当然あり得る。

 また、各ターミナルが時刻案内をWeb上に挙げていればそれが確実。ただWebに情報のないターミナルも多い。それで個人が自分のブログなどでそのターミナルの時刻表をアップしているケースも結構あるのだが、それを参照する場合はいつ撮られたものかに注意すべき。
 またバス運行会社が時刻表を公開している場合もあるが、それも必ずしも多くない。

 とりあえず全国ベースのバス時刻・予約サイトのURLサイトを以下に紹介しておく。


全国バス運送事業組合連合会 (韓・英語) - 市外バス
https://www.bustago.or.kr/newweb/kr/index.do
https://www.bustago.or.kr/newweb/en/index_en.do


全国市外バス統合予約案内サービス (韓国語) - 市外バス
https://www.busterminal.or.kr/

全国高速バス運送事業組合 (KOBUS) (韓・英語) - 高速バス
http://www.kobus.co.kr/web/03_reservation/reservation01.jsp
http://www.kobus.co.kr/web/eng/index.jsp

Easy Ticket (韓国語) - 高速バス
https://www.hticket.co.kr/main.action

国家大衆交通情報センター 高速バス運行時間案内
http://www.tago.go.kr/v5/expbus/realtimeSchedule.jsp
※KOBUS と Easy Ticket の情報を合わせた時間案内

国家大衆交通情報センター 市外バスターミナル案内
http://www.tago.go.kr/v5/crossbus/terminalList.jsp

1) エンハウィキなどの記事を見ると、高速バスは 100km以上、60%以上高速道路を通るバスであり、座席のクラスにより割増運賃がある (座席3列の「優等」が4列の「一般」高速バスより運賃が高い)、料金区分は大人と子供のみ、国の国土交通部が管轄する、また、料金に消費税がかかる (10%)とある。一方、市外 (直行、直通) バスは、途中停車停留所があり、座席による割増料金がない、路線中高速道路比率が低い、料金区分は、大人、中高生、子供の三区分、地方自治体が管轄、料金に消費税がかからないとの指摘がある。

 確かに料金区分や、税金の有無はその通りだろうが、運行形態による基準や座席による料金割り増しの有無は必ずしも当たるものではない。



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