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zoom RSS 「料理教室」の罠

<<   作成日時 : 2014/09/21 00:24   >>

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 家内には、ある機会で知り合いその後も定期的にお茶をするようになった数人の友人がいる。先日その友人仲間の一人から、家で料理教室をするから来てみないかと誘われて、行ってみたという。我が家のキッチンの二倍もあろうかという広いキッチンに、何人もの人々が来ていたのだそうだが、お茶仲間から呼ばれたのはなぜか家内一人。てっきりお茶仲間が全員呼ばれているものと思っていた家内は当てが外れて当惑。それ以外に来ていたのは家内の知らない人たちで、しかも結構遠方からも来ている人たちだったという。
 よくみるとキッチン内の調理器具はA社のもので統一されていた。そしてその後開かれた「料理教室」も、A社の鍋に付いてくるレシピ通り作ればおいしくできるという内容のもので、料理教室というよりは鍋の説明会。そして会場に来ていた人々はみなA社の鍋を既に買っており、全員口をそろえて素晴らしいと絶賛したそうで、ただの一人もここが使いにくかったというようなを指摘した人はいなかったという。どうやら家内以外全員A社の関係者らしい。
 その場で鍋を買えというような強要はなかったそうだが、余りの不自然さに家に帰ってA社の名前でネット検索すると... 出るわ出るわ...ネズミ講的販売手法で有名なA社の販売手口が。その中で出てきた事例は、自分の体験と全く同一。また「料理教室」以外にもいくつかパターンがあるらしい。こういう検索にはやはりインターネットに威力がある。
 早速、他のお茶仲間に確認すると、別の年配の方が、別のパターンでその方からすでに誘われていていて、自分は二番目だということが分かったという。その年配の方は実は十数年前に同様の販売手口に遭って30万円ほどの鍋セットを買ってしまったが、結局使いづらく一部を残して処分してしまったので、今回誘われても買わなかったということだった。
 やっぱり... と合点した家内。自分がお茶仲間の中で二番目に与しやすい相手だと思われたかと自嘲していたが、誘った方は、A社に関わっている以外は良い人なので、今後どうつきあっていくべきか、と家内は悩んでいた。

 私はその誘った方がどういう方か存じ上げないが、仮にその方が手段のために「良い人」を演じていたのではなく、本当に「良い人」であると仮定すると、その方はおそらくA社の製品に心酔しきっているのであろう。それは一種の信仰と言っても良いのではないか。だからこそ、A社の鍋を「布教」することに一点の迷いもないのであろうし、それも「善意」からの行動なのかも知れない。その上コミッションも入るとなれば...
 まぁ、善人というものは往々にして度し難いものである... と親鸞の「悪人正機説」を逆説的に援用するわけであるが。

 たぶん同様の経験でお悩みの方も多いと思うので、ここに記しておく。最初から誘いに乗らずに済ませられれば悩むこともないのだろうが、なかなか誘いを回避するのも難しいだろうし...
 また、自分が信仰の形をとらない信仰にとらわれているのではないかと自己点検をすることも欠かせないだろう。「オウム真理教」を馬鹿にする人は多いだろうが、しかし信仰の形をとらない信仰にとらわれている人々は結構多いように思う。もっとも、信仰と信念の差もなかなか簡単につけることが難しい問題ではあるが。

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