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zoom RSS 『テロ、ライブ』 - 韓国の格差社会を背景に描く緊縛感溢れるスリラー映画

<<   作成日時 : 2014/08/30 00:34   >>

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画像 韓国の格差社会化およびメディア不信を背景に描いたスリラー映画。監督はキム・ビョンウ。2014.8.30より国内でも劇場公開される。

あらすじはこちら (Movie Walkerサイト)
http://movie.walkerplus.com/mv55972/

 この作品は韓国の格差社会、とくに一般労働者が国家や社会から十分に配慮されない社会状況への怒りから始まっている。犯人は数年前に起きた麻浦大橋工事現場での労働者死亡事故に対する保証の少なさや救援体制の不備に対する大統領による謝罪を要求して、爆弾テロを計画する。
 一方、テロのライブ中継を行うテレビ側であるユン・ヨンファ(ハ・ジョンウ扮)やチャPD(イ・ギョンヨン)は、自分たちの出世や利益ばかり考えており、政府は一介の労働者の事情など全く意に介しない。犯人の要求に対しても力で制圧することしか考えていない。このような状況に対する怒りが犯人を突き動かしている。

 で、セウォル号事件が起こってみると、まさにセウォル号事件で問題の焦点となった一つは、明らかにこの映画で描かれた状況であった。多くの遺族が大統領による直接の謝罪を要求したのも、この映画と二重写しになってくる。

 非常に卓抜な設定アイディアと緊迫感のある脚本、そしてハ・ジョンウの卓越した演技と合わせて必見の映画と言えよう。

 ただし、映画の唯一の弱点は、犯人がどうやって爆弾を仕掛けられたのか(しかも放送局内まで)という点で説得力が弱いという点である。

 本作品は、2013年7月31日韓国封切り。観客動員数は557万9579人(2013年12月中旬現在KOBISデータ)。第34回青龍映画賞および第14回釜山映画評論家協会賞で新人監督賞受賞。

 監督のキム・ビョンウは1980年釜山生まれ。漢陽大学演劇映画科卒。2003年『Anamorphic』で長編デビュー。本作品はスタイリッシュかつその独創的ストーリーテリングで反響を呼ぶ。2007年の『Written』で釜山国際映画祭ビジョン部門上映、およびカルロヴィバリ国際映画祭でアジア映画振興機構賞を受賞。
 本作も低予算で制作され、ランニングタイムも98分と短めだが、監督初の一般産業映画として配給され、500万人以上の観客を動員した。

原題『더 테러 라이브』英題『The Terror Live』監督김병우
2013年 韓国映画 カラー 1:2.35 98分

国内公式サイト
http://terror-live.com/

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