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zoom RSS 安倍内閣は「江戸幕府」

<<   作成日時 : 2013/01/06 08:58   >>

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 昨年末の特番「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(TV朝日系 2012.12.28)が非常に良かった。かつて池上彰氏が出演していた、今は亡きNHKの「週刊こどもニュース」の果たすべき役割を引き継いで、不定期に放映されるシリーズである。

 特に、今回の安倍内閣の組閣人事についての解説が秀逸だった。
 NHKのニュース9ではこの件に関して、御厨貴氏を招いて、歴代の自民党内閣で、過去、池田内閣、中曽根内閣で首相の政敵を自分の内閣に招き入れて重要な役職に就けたことが、名人事と評価された、ということを紹介し、そして、今回の安倍内閣では前回の「お友達内閣」との批判に対して、政敵を入閣させていると紹介していた1)。

 これに対して、池上彰氏の「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」は、確かに前回の批判を受けて政敵を入閣させているものの、彼らを非常に執務難航が予想される(どう転んでも批判を免れない)大臣につけており(例: 原発問題を抱え込まされた、石原環境大臣、TPP問題を抱え込まされた、林農水大臣など)、日の当たりそうな、比較的楽な大臣には、自分の「お友達」をつけていると紹介。新安倍内閣が「お友達」内閣から脱せられているかに関して疑問符をつける内容であった。もちろん「政敵」たちも困難を承知で引き受けているので、その意気に期待するしかないと結論づけていたが。
 これは非常に秀逸な解説であった。つまり安倍内閣は、親藩を自分の周囲やおいしい地域に配置し、外様大名を遠方で、地理的条件が悪く石高も低い地域に流配したのと同様ということである。いわば江戸幕府と同じ発想である2)。

 どうやら安倍内閣の「取り戻したい」日本は江戸時代らしい。この発想で、これからの日本の命運を安倍内閣に託していいのやら悪いのやら。

 またアベノミックスが掲げる金融緩和策についても、ここ近年世界各地で試みられているケースでは、多くは効果が疑問視されているということも適切に紹介。また日銀が国債を引き受ける危険性、懸念についてもきちんと紹介していた。

 NHKの「週刊こどもニュース」を衣替えした「週刊ニュース深読み」が単なる週刊ニュース&ニュース解説に墜ちてしまった(NHKは本当にニーズ分析をやったのか?もしその上での衣替えだとすると相当分析力が低いと言わざるを得ない)のに比べ、本番組は「週刊こどもニュース」の良さをうまく引き継ぐとともに、それ以上の踏み込んだ分析解説もうまく行っている本番組が今後も定期的に放映されることを期待したい。

1)御厨貴氏の名誉のために言っておくと、別に御厨氏は今回の安倍内閣の人事を名人事と評価したわけではない。

2)もちろん池上氏は安倍内閣の発想が江戸幕府と同じだという解説はしていない。番組を見ての私の解釈である。

「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」公式サイト(TV朝日)
http://www.tv-asahi.co.jp/manaberu/


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やはり「飛んで火に入る夏の虫」だった石原環境相
 以前のブログ記事で、ジャーナリストの池上彰氏がTV番組「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」の中で、安倍首相は自分の党内政敵を入閣させているものの、彼らを非常に執務難航が予想される(どう転んでも批判を免れない)大臣につけている、とコメントしていたことを紹介した1)。 ...続きを見る
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