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zoom RSS NUMOの怪しい「アンケート」

<<   作成日時 : 2012/10/11 00:57   >>

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 朝日新聞の注目すべき連載「プロメテウスの罠」で、現在NUMO(原子力発電整備機構)をめぐる動きが報道されている。これも目から鱗の連載であるが、そういえば数年前、ある駅前でNUMOのアンケートを受けたことがある。

 要は核廃棄物質の地下埋設処分に関する、アンケートを模した宣伝であり、NUMOでは地下何キロの深さに核廃棄物質を埋める予定です。この話を聞いて安全だと思いますか、とかいうアンケートだった。アンケートの形式をとれば、却って安全だと印象付けられる効果的な宣伝になるという意図だったと思う。

 ただ、その時ちょうど起きばかりのチリのコピアポ鉱山の落盤事故が、確か地下1km程度と非常に深いところで発生したと報道されていたような記憶があり、それと大して違わない深さに核廃棄物質を埋めるという話だった印象がある。そんな浅いところに埋めて済ませようとするのか、とんでもない、と回答したように思う。

 おそらく1960年代に原子力発電が出発した当時は、数十年後には放射能の半減期を早め、なくしていく、そういう技術が開発可能だろうとの期待があったのではないだろうか。だから、その当時に原子力発電を見切り発車させてしまった、という政治的判断を一概にダメだったと決めつけることはできないと思う。

 しかし、一向に放射能の半減期を早める技術が開発される気配はない。おそらく、そのような技術の開発は理論的に不可能なのだろう。ということは、原発技術は何万年後の子孫にツケを回す技術以外の何物でもない。しかも半減期に1万年、などという数字は今から石器時代にさかのぼるような数字である。人類が今と同じ知的水準を維持できる保証すらない。今、日本語や英語で書かれた文章が、一万年後に読み取られる保証がないのは、古代エジプトのヒエログリフが数千年後どうなったかを思えば当然のことだ。
 一万年というのは、それこそ『猿の惑星』ではないが、人類が知的に衰退し、別の生物に天下を譲っているかもしれないというSF的な時間である。

 放射能の消失を早める技術が開発できないということが分かった以上、原発はいかなる理由でも容認できないというのが、私の考えである。

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