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zoom RSS チェ・ガンヒの魅力全開『みみっちいロマンス』- 韓国映画

<<   作成日時 : 2011/11/18 21:59   >>

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画像 イ・ソンギュンとチェ・ガンヒ主演による19歳未満観覧禁止のラブコメディ。斬新な視点があるわけではないが、とにかくチェ・ガンヒが可愛らしく、多くの人に楽しめる肩のこらないラブコメディとして推薦できる。

 父親が高名な画家であるチョン・ベ(イ・ソンギュン)は漫画家である。絵の筆力はあるものの、インテリの常でストーリーに抽象的、哲学的なテーマを盛り込みがちなため、結局売れない漫画家にとどまっている。
 ところが父親の親友だったという実業家が父の残した借金、5000万ウォンを返せないのなら、父親が描いた母子像の絵を担保として押収するというのだ。実は、チョン・ベは母親とは6歳の時に死に別れ、母親の記憶はほとんどない。その絵が、彼の母親の追憶を込めた唯一の品物であった。
 彼は、その借金を返すため、10万ドルの賞金がかかった漫画出版社の成人漫画の賞に応募することを決意するが、ともかく彼が考えるストーリーが堅すぎると漫画編集者たちから指摘されていたことから、広告を出して、ストーリー作家を募集することにする。それに応募してきたのがタリム(チェ・ガンヒ)であった。雑誌でセックスコラムを担当してきたという。
 だが彼女が提案してきたストーリーは全く彼の気に入らない。彼女の目の前で彼女のプロットを破り捨てたものの、友人の漫画家ジョンス(ソン・ユハ)は非常に面白いと評価する。破り捨てたプロットをセロテープで貼り合わせて、編集者に見せると皆絶賛。彼は再び彼女を受け入れることを渋々ながら決意する。
 一方、タリムはタリムで双子の弟、ミノ(ペク・ドビン)と同居していた。タリム自身はコラムニストとは言いながら半分フリーターのような立場。一方弟はちゃんと会社に就職していて社会人。結局彼女が弟にたかっているような存在であった。だが弟にガールフレンドが出来たことから、邪魔者になり、弟にたたき出される。当初、チョン・ベ宅に転がり込むものの、チョン・ベにプロットを破り捨てられて友人のギョンソン(リュ・ヒョンギョン)宅に転がり込む。
 こうしてタリムの構成力を、周囲の指摘を受けて評価し直したチョン・ベとの幸せな共同作業の日々が始まるのだが、それは長くは続かなかった。タリムは弟の会社での正社員登用試験を受け、幸い合格する。一方、チョン・ベは彼の画力を評価した、高名な漫画原作者イ・セヨン(イ・ウォンジョン)から作画作家としてのオファーを受けるが、その条件は彼がパキスタンに行くことであった...

 ラブコメの良くあるパターンと本映画を片付けることは出来るだろう。とはいえ本作ではイ・ソンギュンとチェ・ガンヒの掛け合いが楽しく、特にチェ・ガンヒの可愛らしい魅力が最大限引き出されており、誰もが二人の掛け合いをほほえましく楽しく見ることが出来るというのが最大のメリット。またセックスに関して知識だけは肥大して頭でっかちになっているにもかかわらず、実践が全く伴わない二人のセックスコンプレックスを描いた点も笑いのポイント。また、お互いの優越感/劣等感や嫉妬などの恋人同士のありがちな感情が良く描けているし、また見終えた後に心温まる点も好感が持てる。
 セックスを扱った成人映画を巡って奮闘する二人を描いたという点で、韓国では青少年観覧不可指定となっているが多くの人に勧められるエンタテインメント作品に仕上がっている。とはいえ、ジャンル映画としてのラブコメの常道をいく作品なので、映画に意外性、芸術性を求める人には向かない。

 本作は日本未公開。韓国公開は2010年12月1日。韓国での観客動員数は2,039,675人(Cine21データ)とヒット。

 なお、監督のキム・ジョンフンは1977年生まれ。テジン大学演劇映画科卒。2001年短編『肩組み友達』を演出後、本作で長編デビュー。なお彼の短編と同名の長編映画が製作されているがそれとは関係がない。

 なお、本映画の韓国盤DVDに関してはMpegエンコーディングの質が今ひとつで、部分的に圧縮ノイズが目立つところがある。とはいえ、全般的にクオリティ低下気味の韓国盤DVDの中では標準的か。

原題『쩨쩨한 로만스』英題『Petty Romance』監督김정훈
2010年 韓国映画 カラー 118分(韓国上映時間)

DVD(韓国盤)情報
発行・販売: PRE.GM 画面: NTSC/16:9(1:2.35) 音声: Dolby5.1 韓国語 本編:118分 
リージョン3 字幕: 韓/英(On/Off可) 片面二層 2011年 3月発行 希望価格W25300

追記
本作は邦題「くだらないロマンス」として国内DVD発売決定(2012.4.4発売予定)▼




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