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zoom RSS Made in Chinaは本当に安いのか(2)

<<   作成日時 : 2011/08/06 00:30   >>

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 以前紹介した遠藤氏の「中国低価格部品調達記」の核心部分を図示しながらもうちょっとわかりやすく紹介してみよう。

 まず日本製部品の特徴として、ほぼ100%が品質を満たした部品が納入される。万一満たさない場合は部品メーカーがサービスで補償もしてくれる。また後工程に対する配慮も行き届いている。その代り部品代は高い。
 一方中国製部品は、価格は非常に安い。その代り、中国の熟練工の不足or不在およびノウハウ不足から、部品の均一なクオリティコントロールはほぼ不可能で、クオリティを満たす部品は存在はするが納入された部品の一部にすぎない。100%のクオリティコントロールを求めれば、日本製部品と価格はあまり変わらないか、むしろ高くなってしまう(これは中国には殆ど熟練工が存在しないということと、日本側の品質要求は中国側では過剰要求と見なされるため)。安さを求めればクオリティのばらつきは目をつむる必要がある。

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 そこで、中国部品の活用には、納入された部品に対して検査を徹底的に行い使える部品だけをより抜くという作業が不可欠。さらに、中国部品は後工程をスムーズにするための配慮をして作った部品は皆無。汎用部品なら後工程の手間は考えなくてよいが、そうでなければ中国部品の活用にはかなり手間がかかる。

 したがって日本製部品なら部品価格それ自体=部品コストになるが、中国製部品には、良品部品コスト+不良部品コスト+検査コスト+後工程コストの4つを合わせたものが、トータルの部品コストとなる。日本製部品と中国製部品のコスト比較は、部品価格そのものではなく、最終的なトータルコストのレベルでコスト比較をしないとコスト削減は失敗する。

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 特に、中国製部品を輸入してそのまま日本の工場で使おうとすると、検査コストおよび後工程コストが馬鹿にならず、日本製部品より、多くの場合割高になるか、日本の工員にサービス残業を強要することになる。
 従って人件費の安い中国で検査まで含めて終えた段階で中国製汎用部品(汎用部品なら後工程における余計な工程の発生を心配しなくてよい)を日本で活用するか(ただしこのような検査は中国側では日本側の過剰なエクストラの要求と捉えらるので、発注側の責任・コスト負担で検査をやらなくてはいけない)、もしくは余計な工程が発生しても工賃の安い中国工場ですべて組み立てまで行うという戦略を取らない限り、中国製部品コストはむしろ割高になる。

 逆に言えば上記に当てはまらなければ日本製部品は一見高そうに見えて、じつは割安ということになる。急がば回れ、ということなのだ。

Made in Chinaは本当に安いのか? (前編)
http://yohnishi.at.webry.info/201107/article_12.html

中国コピー商品対抗記
http://yohnishi.at.webry.info/201107/article_17.html


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