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zoom RSS カン・ドンウォン主演 韓国映画『超能力者』

<<   作成日時 : 2011/05/04 07:29   >>

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画像 カン・ドンウォン、コ・スの主演で、韓国で話題になった作品。人を操る超能力を持った男と、それを阻止する男の対決を描いた作品。日本でもカン・ドンウォン人気で公開される可能性は高いのではないか。

 貧しく、父親による家庭内暴力に悩まされる家庭に生まれたチョイン(カン・ドンウォン)。彼はいつの間にか相手の目を見つめることで、相手を思い通り操作するという超能力を身につけていた。
 一方、ギュナム(コ・ス)は、人より抜けた性格で、外国人労働者たちと共に低賃金の廃車処理場で、社長を除けば唯一の韓国人労働者として文句も言わず働いている。仕事は安くきついが、外国人労働者と友達になり、彼的には楽しく働いている。しかし、職場の友人である、トルコ人のアル(Enes Kaya)とギニヤ人のボバ(アブダド)と遊園地へ行った帰り、彼は交通事故で大けがをし入院する羽目に。しかも入院したとたん、社長から無情にも首を言い渡される。
 ようやくアルたちの助けも受けて退院したギュナムは幸い彼を拾ってくれる質屋「ユートピア」の社長ジョンシク(ビョン・ヒボン)に出会い、そこで働くことに。ところがその店では最近なぜか不思議なことに時々金がなくなるのだという。それを十分に監視するようにギュナムは社長から頼まれる。
 ある日、ギュナムが職場で仕事していると、アルとボバが遊びにやってくる。彼らを社長に紹介して歓談していると、突然一人の目つきの鋭い男が職場に入ってくる。それはチョインだった。ところがギュナム一人を除いて、残りの人たちは時間が止まったように動かなくなり、チョインの存在にも勿論気づかない。チョインが金を取ろうとするのを見て、ギュナムは阻止しようとすると、職場にいた人たちは、チョインに操られてギュナムを邪魔しようと動き始める。しかも社長はチョインに操られたあげく殺されてしまう。どうやらギュナムだけが彼の超能力に操作されないらしい。
 しかもチョインの存在を警察に通報もするが、取り調べのため二人が連れて行かれた警察署で、チョインは再び超能力を発揮、あっさり逃げ出してしまい、ギュナムだけがむしろ警察に疑われることになる。
 友人たちはこれ以上関わりにならないようギュナムを説得するが、 一人残され涙にくれる社長の娘ヨンスク(チョン・ウンジェ)の姿を見て、ギュナムは一人チョインに立ち向かうことを決意する...

 映画自体のドラマの構成力はある。ただし、いささか非現実的、漫画的設定を受け入れられるかられないかで評価が分かれそうだ。韓国内の反応は本作品を政治的比喩作品として受け取った人々が多いようで、チョインを人々を操るマスメディア、それに対してギュナムをマスメディアの情報操作から自由であろうとする一般市民のシンボルとして受け止めると共に、ギュナムが外国人労働者と手を取り合ってチョインに立ち向かう姿に、倫理性を読み込んで解釈されたようである。また日本のアニメ「コードギアス」との設定の類似性を指摘する声もある。
 ただ、私としては悪役とされるチョインの不幸な生い立ちや彼もまた社会から見捨てられた存在であろうことを考えると簡単に「悪」や「権力」の象徴として読み込むことにはちょっと抵抗がある。個人的にはどう見ていくべきか、読み込んでいくべきかいささか当惑したというのが正直なところ。

 なお、助演ではあるが明らかにアーリア系の顔立ちである、トルコ人のエネス・カヤが達者な韓国語を駆使するところも笑いのポイント。やや天然ボケ気味のギュナムにエネス・カヤ演じるアルが達者な韓国語を駆使して、韓国の世間の常識を説教するところなどは、実に笑える。なかなかの美男子でもあるし、彼は今後韓国芸能界でブレークしそうな予感。

 韓国での本作品公開は2010/11/10、全国観客動員数は215万2961人(2010年度21位)。国内未公開。

 監督のキム・ミンソクは2004年に撮った短編『オールド・ボーイの追憶』で様々な映画祭に招待され注目を浴び、キム・ジウンの『甘い人生』『ノム・ノム・ノム』ポン・ジュノの『怪物(グエムル)』などで助監督経験や脚本経験を積む。本作が長編デビュー作。

 なお、最近の韓国盤は、一時期より画質が落ちてきたと思わされるケースが多いが、本作に関しては良好。かつての韓国盤の質を維持している。また初回限定のサントラCD付き3枚組とCDなしの2枚組が販売されている。

※誤って、UPKのDVDは質が悪いと書いたが、質が悪いのはUPK(United Pictures Korea)ではなくUEK(United Entertainment Korea)の方であった。紛らわしい...

原題『초능력자』英題『Haunters』監督:김민석
2010年 韓国映画 カラー

DVD(韓国盤)情報
発行: KD Media 販売: United Pictures Korea 画面: NTSC/16:9(1:2.35) 音声: Dolby5.1 韓国語 本編:116分 
リージョン3 字幕: 韓/英(On/Off可) 片面二層(2枚組/CD付き3枚組) 2011年 3月発行 希望価格W23100/25300

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