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zoom RSS 韓国映画『鮫』 - 社会的に排除された人々への視線が温かいキム・ドンヒョン監督作品

<<   作成日時 : 2011/04/06 22:40   >>

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画像 『初めて会った人々(見知らぬ国で)』のキム・ドンヒョン監督の前作。『初めて会った人々』と同様偶然にあった人々のつながりを描いた作品。

 ウンスク(キム・ミア)は、ある晩輪姦されたあと、田舎に戻るが精神に異常をきたしてしまう。一方、慶尚南道の漁村に住む純朴な青年ヨンチョル(グ・ソンファン)は、漁師。だが船が故障しエンジンの修理に200万ウォンほど必要だという。その金を借りようと、大邱に出たジュング(ホン・ギジュン)に連絡すると、彼も夏の暑さで土方の仕事を休んでいるという。実はジュングは問題児で田舎から都市に出奔して、ジュングの母は嘆いていたのだ。母親からジュングを引きずって田舎に連れ戻して来いとの命を受け、ヨンチョルは、ジュングに珍しい白い鮫を見せたいと言って、大邱にやってくる。
 だが、ジュングはポーカー賭博にはまって、ヨンチョルにタバン(茶房)で待つようにと言ったまま姿を見せない。ヨンチョルはジュングの下宿にも行ってみるが、家主が出てず下宿で待つこともできない。仕方なく近所の公園にぶらっと出てみると、そこには最近刑務所から出所してきたものの実家に帰りそびれているユス(ホン・スンイル)と、気が狂ったまま公園をうろうろしているウンスクに出会う。ユスによれば、彼女は雨に打たれるごとに少しずつ正気に戻るのだという。
 ヨンチョルとユスは意気投合して、酒を飲みに出ようとすると、ウンスクがなぜかついてくる。彼女はヨンチョルがカバンの中に持っている白い鮫を自分の子供だと思い込み、自分の子供を返せと、後をつけてくるのだった...

 『初めて会った人々』同様、社会的に排除された人々が、偶然に出会い、縁を結ぶ中で連帯意識を持ち、助け合いの精神を取り戻していくということがテーマになった作品。但し、『初めて会った人々』が在韓外国人労働者の人権問題ということを軸に構成されているのに対し、本作はテーマの絞り込みが多少散漫な印象は逃れない。とはいえ、監督が、社会的に排除された弱者に対する共感の視線を持って映画を作っているという監督の姿勢は明確であり、一貫している。

 なお、本作品DVDには2004年短編作品『腹のすいた一日』がボーナス映像として収録されている。

原題『상어』英題『The Shark』監督:김동현
2005年 韓国映画 カラー

DVD(韓国盤)情報
発行販売: Indie Story 画面: NTSC/16:9(1:1.85) 音声: Dolby2 韓国語 本編:127分 リージョンALL
字幕: 韓/英(On/Off可) 片面二層 2008年 10月発行 希望価格W19800

『初めて会った人々(見知らぬ国で)』映画評
http://yohnishi.at.webry.info/201101/article_11.html

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