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zoom RSS 癒し系フランス家族映画 『食料品屋の息子』

<<   作成日時 : 2011/03/01 07:36   >>

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画像 ドキュメンタリー映画監督として名を知られたエリック・ギラドの初の劇映画作品。父との不和で都会に出て行った息子が、父の病気のために田舎に戻り、父の代わりに働くうちに、家族関係を回復していくという家族ドラマ。

 30歳になるアントワーヌ(Nicolas Cazalé)。彼は、田舎で食料品店を営む頑固な父(Daniel Duval)とは不和で10年前田舎を出て大都市に住んでおり、26歳になって大学受験準備中の恋人のクレールもいる。とはいえ、都市での生活も大変で今はウェイターをして糊口をしのいでいる。ところが父が心臓発作で倒れ、都市の病院に入院することになる。
 とはいえ、父の病院の治療費に、残された母(Jeanne Goupil)の生活費を何とか工面しなければならない。仕方なく、彼は田舎に戻って、父のやっていた食料品の移動販売を当面引き受けることに。そして恋人のクレールも、気分転換に彼について彼の田舎にやってくる。
 だが、商売は新米で、しかも少し自己中心的なところのあるアントワーヌの商売は、今までの顧客からは融通が利かない、サービスが悪いと不評だった。しかし、幸い、商売心のあるクレールの手助けのおかげで、彼の態度も少しずつ改善され、顧客たちとの関係も徐々に良くなっていった。
 そんなある日、父が医者の忠告を無視して無理やり退院してきてしまう。さらに、あまりかかわりを持ってこなかった、地元で美容院を営む兄のフランソワ(Stéphan Guérin-Tillié)も家族に問題を抱えているよう。さらにアントワーヌとクレールとの関係も問い質されるような事態に... アントワーヌを巡る家族関係が一挙に緊張し始める。

 家族関係に問題を抱えた一家が、父親の病気を機に、七転八倒しながらも徐々に家族関係のつながりを回復してくというフランス版癒し系映画。アントワーヌはおそらく田舎の食料品店を継ぐのが嫌でキャリアアップを図るつもりで都会に出てきたものの、結果的にはウェイターという不本意な結果しか得られていない。父との不和も、これは従前から表面化しているが、しかしアントワーヌがキャリア的に失敗していることもあって、ますます修復の機会が遠のいている。アントワーヌのクレールとの関係も、表面的にはつかず離れずのいい関係に一見見えながらも、実は根本的にぶつかり合ってはいない。アントワーヌはクレールのスペインの大学に行ってキャリアアップを図りたいという夢に、一見理解を示しているようで、実は内心不満である。しかし、そのことを彼女と正面切って話し合っていない。兄のフランソワとの関係も、実は疎遠で、兄は弟に対して自分だけ好き勝手に暮らして、との不満を抱いている。また兄は妻との関係がうまくいっていない。それがますます弟に対するフラストレーションとして噴出してくる。
 それらの潜在的な不和が、アントワーヌがクレールを伴って田舎に一時帰ることで、すべて噴出するとともに、自分の考え方だけで一刀両断する傾向にあるアントワーヌが、移動食料品店を父の代わりに行うことで、地域の人々の心を知り、自分の姿勢を改めることですこしづつ周囲との関係を改善していく過程を描いた作品。

 本作品はフランス映画祭2008にて国内上映。またシネフィル・イマジカでも放映されたようだ。

 監督のエリック・ギラドは1968年リヨン生まれ。当初彼はキャリアをジャーナリストとして始める。そのため社会問題を扱ったドキュメンタリー映画に関心を持ってきた。フランスの地方放送局でドキュメンタリー制作の経験を積んだり、何本もの短編映画を発表した後、2003年に彼の初めての劇映画『Quand Tu Descendras Du Ciel(君が天から降りてくる時)』を撮る。そして本作がフランスでヒットを収める。以上Wikipedia英語版を参考に執筆。

 手持ちの英国盤DVD(Pal)の画質だが、全般的に今一つクリアでない。おそらくフランス側から片面2層用に一旦Mpegで提供された素材を片面一層用に再エンコードしたのではないかと疑われる。おそらくフランス盤ならもっとクリアなのではないかと推測するが。これ以外にアメリカ盤DVD(NTSC)が存在する。

原題『Le fils de l'épicier』英題『The Grocer's Son』監督:Eric Guirado
2007年 フランス映画 カラー

DVD(UK盤) 
発行・発売:ICA Films 画面: PAL/16:9(1:1.85) 音声: Dolby5.1 フランス語 本編: 96分
リージョン2 字幕: 英(On/Off可) 片面二層 発行年2009年7月 希望価格 £12.99

ニコラス・カザレ主演映画『大いなる旅』映画評
http://yohnishi.at.webry.info/200811/article_6.html

フランスジャーナル フランス映画祭2008『食料品屋の息子』
http://france.exblog.jp/6862018/

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