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zoom RSS 小泉劇場の再来を狙って失速?「民主党をぶっ壊」した菅政権

<<   作成日時 : 2010/07/13 18:58   >>

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 選挙直前に消費税10%増税を打ち出して失速してしまった菅政権。民主党を責任政党にしたいという菅首相の思いは分からないでもない。しかしなぜ党内協議も不充分のままに持ち出したのか、さらに増税が不可避だとしても、なぜ消費税で、かつ10%でなければならないのかという点に疑問が残る。

 私の推測では、おそらく菅首相は「小泉劇場」の二番煎じを狙って失敗したのではないかと思う。
 「小泉劇場」の際、当時小泉首相は確かに「高速道路民営化」「郵政民営化」を、党内を敵に回して国民に問う賭けに出た。「自民党をぶっ壊す」がスローガンであった。自民党の多数を旧守派に見立て、特に小泉路線に強く反対する議員は党からの除名、公認停止、「刺客」を同一選挙区に立てたり... 党を敵に回して辣腕ぶりを見せつけて国民の目を釘付けにした。国民が「自民党的」なるものに飽き飽きしていたのだ。

 今回、民主党の状況も一見すると似ている様に見える。「小鳩」の政治資金を巡る疑惑、普天間を巡る迷走... その中で、いきなりの「自民党が言った通り消費税10%を検討する」という発言はまさに「民主党をぶっ壊す」発言。そもそも菅政権発足時に小沢一派の意向と反する人事を進めたのも、今から思えば、小泉首相が自民党旧守派を悪役に仕立てたのと同じように、小沢一派を悪役に仕立てて「菅劇場」を上演する準備工作だったのだろう。それはある程度までは上手く行っていた。
 だが、小泉劇場の時の支持率は小泉個人への支持だった。しかし小泉劇場との大きな違いは、菅首相就任時の高い支持率は菅個人への支持ではなく、非「小鳩」民主党への期待だった。それを首相は自分個人の人気だと錯覚したのではないか。確かに「小鳩」への嫌悪は存在したが、そもそも国民の嫌悪の対象となる「民主党的」なるものさえ成立していなかったのだ。そこで「民主党をぶっ壊」したらどうなるか...

 国民が増税論議に耳を傾ける余地がでてきたとの状況判断自体はそう間違っていなかったろう。しかし、民主党が「民主党をぶっ壊」しても、残れる状態であったのか... そこに判断ミスがあったと思える。

 ただ、比例区の得票では民主党が第1党だった様に、国民もここまで民主党を負けさせるつもりはなかったろう。やはり微妙な差が大きく結果をぶれさせる小選挙区制の効果が出ているのだ。結果がころころ変わって日本の政治が不安定で困る、という人もあるかも知れないが、自分たちでわざわざころころ変わる不安定な制度を作ったのだ。どうするべきか皆で良く考えるべき問題である。

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