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zoom RSS 麻生自民党惨敗と1945年日本敗戦の共通点

<<   作成日時 : 2009/09/15 12:13   >>

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 麻生首相が、「昨年秋に衆院選をしていたら、こんなに負けていなかった」と愚痴っているという(2009.9.9 産経新聞、共同通信等配信記事 例えばhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090909-00000606-san-pol 参照)。これを見て、麻生首相は本当に政治家としての資質がないとつくづく感じさせられた。

 中央公論社から出た本で、日本の第2次大戦敗戦への過程を検証した「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」という本がある。確か、本書では日本軍の失敗の最大の原因には、自分にとって不都合な現実を直視しない、セクショナリズム、先送り主義といった軍幹部の発想や思考パターンがあったと分析されていたに記憶しているが、本書を読んで、日本はまたアメリカと戦争をやってもまた負けるな、と強く思わされた。それだけ、旧日本軍の問題であった発想が決して軍の特殊な発想ではなく、日本社会に普遍的に存在する発想だと思わされたからである。

 で、麻生首相の愚痴っている報道に接して、自民党の大敗は1945年の日本の敗戦にそっくりだな、と改めて思わされた。旧日本軍は、物量的に連合軍に勝てないということは分かっていながらも、ミッドウェー作戦、レイテ作戦、連合艦隊沖縄特攻作戦と結果的に失敗に終わる作戦を繰り出しながら、少しでも起死回生を図って講和条件を有利にしようとずるずる戦争を引きずりつつ、最後の局面ではコクタイ・ゴジに拘泥し、その挙句最も不利な無条件降伏に追い込まれた。

 その過程が、せっかく福田前首相が就任直後に解散するのが最善だとして準備してくれたお膳立てを蹴った挙句、所得減税→定額給付金、高速道路1000円政策、ブレまくり発言、民主党誹謗選挙キャンペーンとずるずると政策・対策を繰り出しながら、支持率を減らし、コクタイ・ゴジ(自民党政権維持)にこだわりながら、最後は自民党にとって最悪な結果を招いた、麻生首相の過程にダブって見えてしまう。

 麻生首相は、「解散より景気対策を優先したことに後悔はないようで『昨秋に選挙をしていたら、これだけの経済対策はできなかった。』」(共同通信記事)と考えているそうだが、あとは、麻生首相が繰り出した政策が後世から麻生版「ミッドウェー作戦」や「レイテ作戦」と思われるような結果で終わらないことを、国民生活のために祈るばかりだ。

 しかし、つくづく日本が戦後的平和国家でよかった。麻生首相の失敗がせいぜい、自民党の惨敗と国民の経済的苦境程度で済むのだから。これが戦前のような「美しい国」であったら、数百万人の国民の生命の犠牲にもつながりかねなかった。やはり日本は軍事大国になってはいけない。
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
中央公論社
戸部 良一

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