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zoom RSS Microsoft Office使用中止のバックグラウンド

<<   作成日時 : 2009/09/19 09:37   >>

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 マイコミジャーナル2009.9.18付記事によるとIBM社員36万人がMicrosoft Officeを使用中止し、Lotus Symphonyへ乗り換えることになったという。

「IBMの社員36万人がOfficeからSymphonyに乗り換え」マイコミジャーナル 2009.9.18



 これだけを読むと、社員に売れない自社製品を無理やり使わせる暴挙に思えるが、Lotus SymphonyはOpen OfficeをベースにIBMが改良してフリーで提供しているソフトウェアだとあるのを見て、なるほどと思った。

 Microsoft Officeは2007になってインターフェースが大きく変わってしまった。2007になって、ファイル形式がテキストベースになるとか、オブジェクトの扱いが簡単になっているとか良い改良点はあるものの、最悪なのはあのリボンインターフェースであろう。
 もちろん、はじめてパソコンを触る者にとってはメニューバー+ツールバーの既存のインターフェースよりも、リボンインターフェースの方が習得しやすいのかもしれない。しかし既存のインターフェースがWindows系ソフトウェアのスタンダードなインターフェースになっており、しかもパソコンの普及率が低かったWindows95以前の状況とは異なり、Windowsのインターフェースが一種の社会的インフラになった現在、突然のマイクロソフトのインターフェース大幅変更のおかげで生産性の低下に頭に来ている企業はさぞかし大きいだろう。現に筆者の周辺でも、Office2007にアップデートしては見たものの、使いにくくて元の2003に戻してしまった人が何人もいる。

 その点、OpenOfficeなら基本的なインターフェースがOffice2003と共通で、Office2007に乗り換えるよりもずっとスムーズに乗り換えられる。それに現在Microsoft Officeを使っている人は、周囲にOffice利用者が多く、ファイル形式の互換性の理由で使っている人が大半だと思われるので、会社で音頭を取ってOpenOfficeに乗り換えようと言ってくれればむしろその方が楽なはずである。OpenOfficeも以前はずいぶん不安定でこれではとても実用にならないなと思っていたが、最近は安定度も非常に高まっており、市販ソフトに比べ遜色はない。

 Microsoftとしては、なかなかアップデートしてくれず古いバージョンを使い続けるユーザーが多いので、大幅なインターフェース変更でアップデート率の向上を図ったのだろうと思う。しかし現在はもはや、普及率の低かったWindows95以前の時代とは異なる。Windowsソフトウェアのインターフェースは単にMicrosoftのプライベートなものと言い切ることは出来ず、社会的インフラになっているという事実に、Microsoftは自覚的でない。その上今回のインターフェース変更は誰にとっても明白な機能向上と受け止められるようなものではない。

 キングソフトオフィスなどMicrosoft Office2003そっくりのインターフェースを採用した互換オフィスソフトが出てきたり、2007のリボンインターフェースを2003のインターフェースに戻すアドオンが花盛りという事実を直視し、Microsoftは自社のマーケティング戦略の失敗を自覚すべきだ。

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