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zoom RSS イ・ユンギ監督+原作平安寿子の第2弾『素晴らしい一日』

<<   作成日時 : 2009/02/27 19:37   >>

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画像 前作『アドリブナイト』で日本の平安寿子の短編小説を映画化したイ・ユンギ監督の、平作品映画化第2作。本作品も、見て、拾いものをしたという感じの持てる心温まる映画に仕上がっている。

 ヒス(チョン・ドヨン)は1年前に別れたビョンウン(ハ・ジョンウ)に350万ウォンを貸したままであった。しかし彼女自身別の男性と結婚するつもりで退職したところ、結婚するつもりだった男と結婚できず、困った状態に陥っていた。そこで1年間連絡のつかなかったビョンウンの消息を探り、今日競馬場へ現れることを掴んで、彼から貸した金を取り戻そうと競馬場に向かった。
 1年ぶりに会ったビョンウンは、競馬場で遊んでいながら、自分も経済的に厳しい状態ですぐ返せないと言うので、頭に来たヒスは、返すまで帰らないと意地を張る。しかたなく、ビョンウンはヒスを連れながら女友達と連絡を取ってヒスに返す分を他の女たちから借りる算段をし始める。
 最初に金を借りに向かったのは女社長の会社。そこでビョンウンはヒスが困っているので彼女に金を融通してやってくれと女社長に頼む。何とか100万ウォンを借りることは出来たが、ヒスは彼女が困って金を借りるのではなく、単にビョンウンが返さない金を取り立てに来たのに、自分のために金を貸してくれと説明して、と完全に頭に来る。
 さらにバーのホステスの女にビョンウンが金を借りる際に、ヒスは彼女から馬鹿にされるような言葉を浴び、ますます頭に来る。とはいえビョンウンが女たちから金を借りなければ自分の借りが返せない。しぶしぶビョンウンを連れて彼の知り合いの女たちの間を回ることになる...

 ヒスの方は、物事をきちっきちっとしようとし、切迫して悲観的に考える、どちらかと言えば日本人的なキャラクター。それに対しビョンウンは、金を返せと迫られれば別の人から借りて返せば良いという発想の、いい加減と言えばいい加減、楽観的で究極のケンチャナヨ精神に溢れる人物。最初は今までつきあってきた女たちから、あちらこちら金を借りまくるなど、何て不誠実でいい加減なとんでもない奴、と思わされるのだが、段々物語が進んでいくうちに、確かに計画性はないとはいえ、ビョンウンが決して悪い人物ではない、憎めない人物だと思わされるようになる。
 ヒス的(日本人的)な生活姿勢から見ればビョンウン(韓国人的)はとんでもない信じられない奴と見えてしまうのだが、映画の最後にはそれは単に生活様式・姿勢の違いであって、人間としての誠意は変わらないし、ケンチャナヨ精神もありかなと思わせられてしまう。そして映画を見終わった時に温かい気持ちになり、ちょっといい映画を見て得したな、そんな気分にさせられる映画である。不景気でぎすぎすした世の中だからこそお薦めの1本。

 またハ・ジョンウはまたいい加減だけど憎めないと言う人物を演じさせる天下一品! 『アドリブナイト』に引き続き本作品も日本公開を是非期待したい。

原題『멋진 하루』英題『My Dear Enemy』監督:이윤기
2008年 韓国映画

DVD(韓国版)情報
販売: Premier Entertainment 画面: NTSC/16:9(1:2.35) 音声: Dolby5.1 韓国語 本編: 123分
リージョン3 字幕: 韓/英 片面二層 2009年1月発行 希望価格W23500

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