yohnishi's blog (韓国語 映画他)

アクセスカウンタ

zoom RSS ヤクザ版「灰とダイヤモンド」? 韓国映画『熱血男児』

<<   作成日時 : 2009/01/11 23:43   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 ヤクザの復讐劇を描いた2006年度の韓国映画。本作品のあらすじは例えば下記のサイトを参照。

Goo映画
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD13220/index.html
映画生活
http://www.eigaseikatu.com/title/23507/

 本作品の特徴を一言で言うと、現代韓国版『灰とダイヤモンド』。但し『灰とダイヤモンド』が政治的イデオロギーや使命感と生(愛)への欲求とのダブルバインドに悩まされたテロリストを描く映画であったのに対し、本作品はヤクザの復讐と情とのダブルバインド。

 さらに言うと、この復讐とは組織によって命じられたものではなく、仲間が殺された時に救助に出て行けなかった自分のふがいなさ、恥ずかしさを埋め合わせしたいという、ヤクザの面子(しかも個人的な)と、情や愛情とのダブルバインドである。実は組織的には落とし前が既に付いてしまった事件に対する復讐なのだ。だから日本のヤクザ話に出てきそうな義理と人情のダブルバインドというのとも違う。また、不正に対する怒りか、というと必ずしもそうとは言えない。仲間が殺されたのは、元々は彼の判断ミスが原因だったのであり、組織によって使い捨てにされた...という問題でも実はない。問題なのはあくまで個人の面子なのだ。日本人だったらそこまで面子にこだわることはまずないので、このあたりは共感しにくい、あるいは設定が甘いと感じる部分はあるだろう。この辺りの感覚はやはり面子が最重要な韓国ならではの感覚だ、という気がする。

 従って、『灰とダイヤモンド』ほどの設定や悲劇性のスケールの大きさは持ち合わせていないが、ソル・ギョングの名演と併せてそれなりに良くできた映画なので、ヤクザ映画が嫌いでなければ十分楽しめる作品である。

原題『열혈남아』 英題『Cruel Winter Blues』 監督:이정범
2006年 韓国映画


熱血男児 [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント
2008-11-28

ユーザレビュー:
男のドラマを母親の愛 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ヤクザ版「灰とダイヤモンド」? 韓国映画『熱血男児』 yohnishi's blog (韓国語 映画他)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる